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内容説明
無償利用関係は、一般的な使用目的による賃借と長期的な賃借とに大別できる。このことは比較制度史的研究の成果でもある。あわせて、無償利用契約では、貸与の「意思」の前提となる動機等の諸事情が賃借それ自体の命運を左右することもある(契約の「原因」論)。本書は、わが国の裁判例を通して、かかる理論的視点を実証的に裏打ちしようとしたものである。実務家諸賢にも関心がもたれているテーマである。
目次
第1部 一般の無償利用(無償利用権の沿革と規範構造;使用貸借法の再構築;使用貸借の終了原因;解約・返還請求と権利濫用;いくつかの問題)
第2部 親族間の「特殊の無償利用」(親子間の無償利用;夫婦間の無償利用;相続不動産と無償利用;結語)
著者等紹介
岡本詔治[オカモトショウジ]
1944年大阪市に生まれる。1970年大阪市立大学大学院修了。1971年松山商科大学(現松山大学)。1976年島根大学文理学部。1994年博士(法学)。現在、島根大学法文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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