Serica critique<br> テレビはどう見られてきたのか―テレビ・オーディエンスのいる風景

個数:

Serica critique
テレビはどう見られてきたのか―テレビ・オーディエンスのいる風景

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5判/ページ数 229,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784796702522
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1036

内容説明

テレビが登場して半世紀。テレビは、私たちの生活の重要な一部となった。しかし、そのことが同時に、テレビについてあらためて考えることを私たちに忘れさせてしまった。テレビは論じられることも少なくなり、研究の舞台でも片隅に退いている。本書は、「テレビ五〇年」を機に、テレビの自明性を解体し、テレビとオーディエンスの関係を再考する試みである。テレビとは何なのか。「オーディエンス」とは誰なのか。それは、どのように社会的なカテゴリーとして構築されてきたのか。そして、今日どのようなオーディエンス論が可能なのか―こうした問いから、生活の「風景」としてテレビがどのように見られてきたのか、考えてみよう。

目次

1 オーディエンスの理論(「消費者」、「視聴者」、そして「オーディエンス」;アクターとしてのオーディエンス;テレビと家族―家族視聴というディスクールをめぐって)
3 オーディエンスのいる風景(家族と国家の可視化と「ナショナルな主体」の想像/創造;テレビ・ジャーナリズムの「受け手」像を探る;オタクというオーディエンス;「天皇の逝く国」のテレビとオーディエンス;「イラク攻撃」、「テレビ」、そして「オーディエンス」)
3 オーディエンス研究の展望(テレビ・オーディエンス研究の現代的地平)

著者等紹介

小林直毅[コバヤシナオキ]
1955年生まれ。県立長崎シーボルト大学国際情報学部助教授。メディア文化研究、文化社会学。メディアテクストとメディア言説にかんする理論研究と事例研究を進めている。とくに事例研究では、戦後社会文化史の検証という文脈でテレビ文化研究とともに水俣病事件報道の研究にも取り組んでいる

毛利嘉孝[モウリヨシタカ]
1963年生まれ。九州大学大学院比較社会研究院助教授。社会学・文化研究専攻。メディアと都市空間における政治と文化の関係に興味がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

波 環

3
メディア、社会学者による論考集(2003) 皇太子の結婚、天皇の死 それをテレビで見てあらまほしい自分たちを描いてきた国民 そして今、婚約者の髪型と乗ってた飛行機になんの意味があるのか そこに自分たちを映し出していることも、オーディエンスはわかっているだろうな2021/09/29

裏竹秋

0
収録された村瀬ひろみの文章に、子供向けロボットアニメの同人誌に対して《そこで描かれるのは、男性性の去勢からの回復であり、「性」が隠ぺいされない世界である》とある。ただのエロ同人をかう複雑に誇張して捉へることに何の意味があるのか。また〈オタクの関心がテレビアニメやマンガからゲームに移っていったため、テレビアニメブームはセーラームーンとエヴァの二作品を最後に沈静化している〉といふ指摘は、その後も「けいおん!」「鬼滅の刃」などがブームになった今ではもはや古く、正確ではない。2023/01/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1301499
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品