平凡社新書<br> 空の上の格差社会―賢いビジネスクラスの選び方

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平凡社新書
空の上の格差社会―賢いビジネスクラスの選び方

  • 杉浦 一機【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 平凡社(2015/06発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857795
  • NDC分類 687.5
  • Cコード C0265

出版社内容情報

エコノミーと上級クラスの待遇の差は隔絶の域に。かたやシャワー付き個室、かたや立ち乗り……。航空機クラス分けの今をレポート。

はじめに

序章 客室から見た旅客機の歴史
運を天に任せていた空の旅/最初は客室などなかった/視界の利かない夜は飛ばない
大洋横断に飛行艇が活躍/優雅だった飛行艇の旅/与圧されていなかった客室
機内食の始まりはサンドウィッチ/船を手本にした航空
ランク分けが少なくなった鉄道/革命的変化だったジェット化
機内レイアウトは簡単に変えられる/搭乗クラスと異なる「運賃クラス」
将来はいくつのクラスになるのか
コラム=サービスに付きまとう「お色気」

part I│国際線──空の大衆化、そして格差拡大
1 「その他大勢」の〈エコノミークラス〉
最初の呼称は「ツーリストクラス」/飛行機の発達がYクラスを拡大
ジェット機でYクラスが主役に/メンツをかけた「サンドウィッチ戦争」
タダ酒で切り込んだSQ/ジャンボで庶民が飛行機に乗れた
円高の恩恵を享受できなかった日本人/格安券退治に登場した「正規割引」
Yクラス内でも格差が拡大/ヴァージンの当初案は「下層民クラス」
軽視されるYクラス/「格差なし」の燃油サーチャージ
LCCとの争奪戦になったYクラス客/狭くなるヒップスペース
LCCは付帯収入で稼ぐ/体重が運賃に連動するサモア航空
アジア人は「高く」とも広さを求める/エコノミー席の改善に乗り出したキャリア
将来は「立ち席」が実現か

2 強豪エアラインの激戦区〈ビジネスクラス〉
団体客からの分離/シートで差別化したパンナム/当初は運賃の割増はなかった
「フルフラット」が常識に/多彩な魅力を加味する日系
「フルフラット」にもさまざまな仕様あり/激しくなる「機内食戦争」
地上での戦いは「ラウンジ」で/ビジネスクラスは将来にわたって不動の地位

3 何が「プレミアム」なのか──〈PYクラス〉
不景気が生んだ新たな「中間クラス」/ビジネス路線のみでの設置
四クラス制を実現させた超大型機/充実に躍起になるエアライン
重要になるエンタメ設備/理解しにくいクラスの名称
将来は新クラスではなく「新シート」扱いにすべき

4 存続が危ぶまれる〈ファーストクラス〉
少なくなった設置キャリア/「我がまま」を叶えるサービス
インテリアの豪華さで驚かせたJAL/狭い「ファースト」に苦しんだコンコルド
ANAも「ファースト」込みの三クラスで参入/成功しない「豪華」エアライン
維持するキャリアはさらに豪華に/ファーストにも割引運賃
将来は超音速ビジネス機か、NYまで二時間の宇宙飛行機
コラム=各クラス別で高評価のエアラインは?

part II│国内線──モノクラスから階級社会へ

内容説明

ファースト、ビジネス、エコノミー―航空の三クラスはどのような経緯で出来上がったのか、いま、ファーストとエコノミーでは、サービスは雲泥の差になりつつある。この格差の拡大はどんな事情に促されたものなのか?航空旅行の歴史を駆け足でたどり、興味津々のクラス分け事情を開陳、明日を予測。

目次

客室から見た旅客機の歴史
1 国際線―空の大衆化、そして格差拡大(「その他大勢」の“エコノミークラス”;強豪エアラインの激戦区“ビジネスクラス”;何が「プレミアム」なのか―“PYクラス”;存続が危ぶまれる“ファーストクラス”)
2 国内線―モノクラスから階級社会へ(窮余の一策で生まれた「空のグリーン席」;格段に充実した上級クラス、シート)

著者等紹介

杉浦一機[スギウラカズキ]
1947年石川県生まれ。航空アナリスト。首都大学東京客員教授。利用者サイドの視点から航空産業や航空交通に関する執筆・講演活動を展開。参議院運輸委員会調査室客員調査員、経済産業省産業構造審議会臨時委員、東京都の航空関連委員会委員、福岡空港調査委員会委員なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イエローバード

9
著者は航空アナリスト。前半は飛行機の歴史早わかりから、懐かしいパンナムやヴァージン航空の物語が楽しめる。後半は利用者サイドの視点から、というだけあって、運賃割引や座席、機内食の違いなどが詳しく書かれているので、海外旅行をする人には参考になる。ただサービスの点ばかりなのが要注意。以前読んだJALの元機長が書いた安全面での航空会社の比較も併せて読んだほうがいいかも。ちなみに、サービスはもちろん日系、中東系だが、セーフティではアメリカや北欧系らしいです。2018/04/09

ココアにんにく

5
ビジネスクラスなんて雲の上の世界(飛行機だけに)。ビジネス利用者の話を聞くたびに(特に料理)興味が膨らんでくる。歴史から始まり時代や国ごとの客室事情が詳しく書かれていた。大型機登場と大衆化。空のグリーン車。専門的な話題はよく分からなかったけど楽しめる。一番驚いたのが「立ち席」冗談話を春秋航空が本気で考えている!サモアの体重1kgあたり運賃やお色気CA、エコノミーのない便の話など面白い話が沢山。サンクコストなどの本を読んでいて出てくるコンコルド症候群。その経緯も詳しく書かれていた。2017/02/21

aki-M

4
タイトルと内容が若干一致していない気もしましたが、内容は面白かったです。世界各地の航空機事情、サービス事情など歴史を交えて書かれており、飛行機に対して若干愛着が湧いた気がします。2016/08/31

たかひー

1
★★★ タイトルから想像するよりもビジネスクラス誕生までの歴史、変遷が中心。2019/06/24

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