内容説明
JRAジョッキー藤田伸二。日本競馬界のトップを走り続け、個性派の腕達者として、そしてクリーンな騎乗を至上とする“特別模範騎手”としてターフを沸かせている男。本書は、人間・藤田伸二のすべてを本人自らがありのままに綴った“超攻撃的自伝”。生い立ち、日常、競馬界の人間関係、仕事論、騎手として抱える思い、家族のこと、そして将来への展望…。男の生き様を余すところなく伝える一冊。
目次
第1章 信念
第2章 原点
第3章 騎手
第4章 主義
第5章 家族
第6章 感謝
第7章 激白
第8章 自分
第9章 明日
著者等紹介
藤田伸二[フジタシンジ]
1972年2月27日北海道生まれ。JRA騎手。1991年にデビューし、1992年のエリザベス女王杯(タケノベルベット)、1996年の日本ダービー(フサイチコンコルド)、2009年の高松宮記念、スプリンターズS(ローレルゲレイロ)などG1 12勝を含む重賞82勝(2009年10月末現在)。フェアプレー賞、特別模範騎手賞ほか表彰歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぬ
1
【図】JRAジョッキー、藤田伸二。その派手な風貌からも意外と思えるクリーンな騎乗を至上とする『特別模範騎手』としてアンチやファンを沸かしている。その『男・藤田』の生い立ち、主義、人間関係、日常etc・・・を綴った『超攻撃的自伝(裏表紙参照)』である。 藤田伸二はドバイワールドカップのヴィクトワールピサとトランセンドの日本勢のワンツーフィニッシュの時のミルコとの腕組みが印象に残っていて、そこから興味を持ち始めて読んでみたけれど・・・すごい生い立ちだな・・・と読んでみてまず始めに思った。(続く)2012/07/24
カコ
1
この本が書かれてから数年。この人を採決委員に!っていう気持ちが年々強くなるのはゆゆしき問題ですな。 それにしても、ホントこの人は「やんちゃな大人」だなーって思う。2011/11/08
葵
0
人格形成において、生育環境は本当に重要だ。辛い経験をしたことが、プラスになっている面もあるだろうとうかがえるから、まだ読んでいてそうきつくはなかった。 藤田騎手の語り口も読みやすかった。2014/05/15
じん★ひで
0
最近出た「騎手の一分」を読破後、さかのぼって読んだ。比較してみれば勢いがあった当時の書きっぷりは読んでいて心地よい。少々自慢が多めな気もするが、競馬会への苦言・提言も多い。しかしその背景には愛情にあふれている。結果(フェアプレイ+No2)を残していることや、時代の違いを反映しているのだろうか。あまり恨み節も多くなく、こちらのほうが読後感ははるかに良い。2013/08/30
めぇ
0
競馬のことはよくわからないけど、騎手は大変な職業なんだなと思いました。親が使い込みとか有り得ないし!金額が違うし。同じ名字名乗るのも嫌になりますよね‥。2011/05/07