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宝島sugoi文庫
回転寿司「激安」のウラ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796663953
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0136

内容説明

客の奪い合いが過熱する回転寿司業界。「激安」価格のウラでは、実はネタの偽装が行なわれていた。産地偽装はもちろん、アナゴの代わりにウミヘビ、スズキの代わりにブラックバスやアメリカナマズ、ヒラメやアイナメの代わりに深海魚が使われてきたのだ。なかには養殖の現場で廃棄されている筈の奇形のマダイやハマチなどを使用するケースも。日本の魚食文化を根底から揺るがす迫真のレポート。

目次

第1章 安い“鮮魚”にはワケがある(現役店長が懺悔の告白!―「お客には絶対見せられない、回転寿司の厨房」;ブラックバス、巨大ガレイ、ウミヘビ、熱帯魚…―激安の秘密は「偽装魚&インチキ代用魚」にあり! ほか)
第2章 寿司ネタ裏図鑑 赤身・白身・ヒカリ物編(マグロの赤身―上物と勘違いさせるためのテクニックとは?;マグロのトロ、ネギトロ―特殊なルートにしか乗らない「白すぎる赤身」の正体とは? ほか)
第3章 寿司ネタ裏図鑑 水生動物・加工品編(ウニ―回転寿司の「ウニ」はなぜ苦味が強いのか?;イクラ―大半がバラ子かマス子。発ガン物質の生成に要注意 ほか)
第4章 寿司ネタ裏図鑑 貝類・脇役編(赤貝、ミル貝―貝類の場合、死んだ貝と活きた貝では大違い!;ホッキ貝、トリ貝、アオヤギ、小柱―貝好きには知られたくない、品種偽装のトリック ほか)

著者等紹介

吾妻博勝[アズマヒロカツ]
1948年、福島県の農家生まれ。学生時代は工業化学を専攻、68年に旧ソ連のナホトカに渡り、旧ソ連、欧州を旅して回る。31歳でマスコミの世界に入り、98年まで『週刊文春』で事件取材を中心に記者活動を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

27
安さが自慢の激安回転寿司。そこには様々な工夫が施されている。色合いや風味を出すための薬品、添加物。新鮮さをだすために霧吹きをするなど、コンビニのおにぎりや弁当と同じだ。全ての店がそうではないにしろほとんどが近いことをやっているのではないか。ネタも海外からの輸入、それも本来のネタではなく姿や形は別物。高齢化や燃料の高騰により漁業の衰退がますます進む。寿司というよりも寿司もどきとして認識して食べることを心がけるべし。2014/06/08

たろいも

6
乾いたネタは捨ててはいないと知っていたが、まさか霧吹きとは。2014/06/08

てつてつ

5
うーん。疑問はいくつか解決しました、しかし、食品業界に闇は多いのか… でも、利益を出さないと商人はやっていけません、適正価格ってなんでしょうかね。デフレが続いて安いことはいいことと、人工3万人程度(そんなに小さくないと思いますが)我町は昔ながらの出前をしていただける寿司やさんは10数年前に無くなりました。スーパーの持ち帰りすしや回転ずししか子供たちは知りません。生で食べるのが危険なモノにあたらないことを祈るしかないのか、判断はできない。2014/11/01

オカピー

2
一部の悪質な回転寿司店の裏をあばいて、全体のように言っているのか?これを読んだら何も食べられなくなります。2013/02/24

HIRO1970

2
☆☆☆2011/09/10

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