内容説明
日本人との通婚の増加、帰化の進展などによって、在日韓国・朝鮮人の数は年々減る傾向にある。いずれ「在日」は消滅するだろうとも言われるが、マスコミや行政に根強く残る「タブー」の影響で、「在日」問題には正論を唱えられない不自由さがある。彼らは徹頭徹尾「被害者」なのか?「在日特権」というキーワードを軸に、戦後日本が封殺してきた民族問題の歪みを端的に概説する異色の在日読本。
目次
第1章 在日特権の真相(在日と脱税1 民族系金融機関の架空口座;在日の脱税2 商工人団体と国税庁との五項目合意 ほか)
第2章 「在日」に憑かれた人々(辛淑玉と姜尚中―言論界の在日特権;朴一の「在日」妄言 ほか)
第3章 ザ・在日裏面史(現代史の闇!朝鮮人タブーのルーツ;民族産業と在日マネー ほか)
第4章 在日神話の崩壊へ(常識的在日論のすすめ;匿名座談会 在日三世が語る「帰化」と「民族団体」の壁 ほか)
著者等紹介
野村旗守[ノムラハタル]
1963年生まれ。編集事務所経営などを経てフリーに
宮島理[ミヤジマタダシ]
1975年生まれ。山形生まれの大阪育ち。東京理科大学理学部物理学科中退後、IT系企業設立を経て96年、フリーライターに。関東在住
李策[リチェク]
1972年東京都生まれの在日朝鮮人3世。朝鮮大学校を卒業後、朝鮮総連での活動を経てフリーライターに
呉智英[クレトモフサ]
1946年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒。評論家
浅川晃広[アサカワアキヒロ]
1974年生まれ。在日韓国人3世として出生。96年神戸市外国語大学卒、97年オーストラリア国立大学留学、99年大阪大学大学院修士、同年日本国籍取得。現在は名古屋大学専任講師。専門は移民政策論、オーストラリア政治社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Katsusuke Taira