感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫丸
15
78〜80年に発表されたエッセイ群。昭和軽薄体完成を告げる金字塔のひとつである。文体の特徴はいろいろ挙げられているが、とくに音声的側面が指摘されることが多かった。「興味」を「キョーミ」と書いたり、糸井重里に代表される「そーゆーわけで」みたいな表現がやはり目立つ。これらを「言文一致」として理解することも可能だとは思う。しかしながら椎名誠の言語感覚は徹底して活字文化の枠内にあり、革新的と言えるのは「画像」としての活字を意識したところにある。これは週刊誌の見出しなどに現れた定型的表現を異化したものだ。2021/12/20
takeapple
6
こやつはいつも終わりがうまいなあ1984/10/19
masaru
3
原田宗徳のエッセイの雰囲気に似ていた。昭和テイストだぼだぼ。2023/01/06
Norihiko Shr
2
http://blogs.yahoo.co.jp/puzz_l_riddle/54688065.html2014/12/29
羊男
1
★★★1983/05/07