出版社内容情報
★この本をお薦めします★~紀伊國屋書店出版部・有馬由起子
一日の大部分の時間を仕事に費やすからには、少しでも納得のいく仕事ができたらいいと思う。もっと若いころは「天職」とか考えたものだが、仕事って「何を」だけじゃなくて、「どんなふうに」「誰と」やるかが、それ以上に大事ではないかと思えてきた。紹介されている「仕事人」は、いわゆる「クリエイティブな」仕事の人たちが多いのだが、印象に残ったのは、停車場所に工夫を重ねたことで予約が埋まるようになったタクシー運転手の話だった。
内容説明
魅力的なモノづくりの現場を訪ね歩き、その働き方の秘密を伝えるノンフィクション・エッセイ。他の誰も肩代わりできない「自分の仕事」をすることが、人を満足させるいい仕事の原点ではないか?「社会は働き方から変わる」という確信のもと、働き方研究家としてフィールドワークを重ねる著者による、ワークスタイルとライフスタイルの探検報告。
目次
1 働き方がちがうから結果もちがう(八木保さんをサンフランシスコに訪ねる;象設計集団を北海道・帯広に訪ねる;柳宗理さんを東京・四谷に訪ねる;IDEOのデニス・ボイルさんをパロアルトに訪ねる ほか)
2 他人事の仕事と「自分の仕事」(植田義則さんのサーフボードづくりを訪ねる;甲田幹夫さんのパンづくりを訪ねる;ヨーガン・レールさんのモノづくりを訪ねる;馬場浩史さんの場づくりを訪ねる ほか)
3 「ワーク・デザイン」の発見
著者等紹介
西村佳哲[ニシムラヨシアキ]
1964年東京生まれ。プランニング・ディレクター。武蔵野美術大学卒業。建築設計分野の仕事を経て、ウェブサイトやミュージアム展示物など、各種デザインプロジェクトの企画・制作を重ねる。多摩美術大学造形表現学部をはじめいくつかの教育機関で、デザインプランニングの講義やワークショップを担当。デザインレーベル「リビングワールド」代表。働き方研究家
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感想・レビュー
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