内容説明
宮沢賢治の場合とくに声に出して読むことで、言葉が生きてくるという面があります。出すのに向いている言葉、声に出したくなるような言葉ばかりです。…ぜひ、声に出して、賢治の言葉を心に深く入れてみてください。口ずさむことで、きっと明日への希望が湧いてくると思います。
目次
小岩井農場
林と思想
(春と修羅第一集)序
春と修羅
よだかの星
真空溶媒
学者アラムハラドの見た着物
報告
永訣の朝
毒もみのすきな署長さん〔ほか〕
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『宮沢賢治という身体』(世織書房)で宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』(日本放送出版協会)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)、同シリーズ『第2~5巻』、絵本『子ども版声に出して読みたい日本語』(全12巻)、『CDブック声に出して読みたい日本語』『CDブック声に出して読みたい方言』が合わせて280万部を超えるベストセラーとなる。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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