歴史科学叢書
鎌倉時代政治構造の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 632p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784751746509
  • NDC分類 210.42
  • Cコード C3021

目次

総論 鎌倉時代の政治構造と社会(武家政権の構造;公家政権の構造;鎌倉時代の社会と領主制)
第1部 鎌倉幕府の裁許と安堵(文書様式にみる鎌倉幕府権力の転回―下文の変質;本領安堵と当知行地安堵;鎌倉幕府裁許状の事書について;裁判のしくみと相論;鎌倉幕府裁許状の日付;安堵状の形態と機能)
第2部 鎌倉時代の公家政権と公武関係(中世王権の構造;鎌倉幕府の成立と天皇;内裏と院御所;悪党召し捕りの構造;両統迭立期の院宣と綸旨;西大寺文書にみえる院宣と綸旨)
第3部 鎌倉時代の社会と領主制(中世財産相続法の成立―分割相続について;禰寝文書の伝来について;「イエ社会」を超えて―『文明としてのイエ社会』批判)
第4部 補論(鎌倉幕府と公家政権;中世前期の政治秩序)

著者等紹介

近藤成一[コンドウシゲカズ]
1955年、東京都に生まれる。1980年、東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程修士課程修了。現在、東京大学史料編纂所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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giousei

1
著者の論考が引用される際、個別実証にかかわる部分にフォーカスが当たっている印象があった。まだ咀嚼しきれていない点も多いが、中世史研究会2019年度大会「佐藤進一の軌跡―いま、「中世国家」を問う―」(2019年9月14日)での著者の報告も含め、理論面をどう捉えるかという課題が残っているように思う。2021/05/21

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