内容説明
イギリスに住む18カ国の人間が語る英国の虚像と実像。偽善的で冷淡で偏狭と英国人を評しつつそれでもイギリスに住むのはなぜか。
目次
『歴史的背景』人種のるつぼ「ブリテン」
金持ちの異端者は存在できても、部外者のための場所はありません
夫、妻、子供がそれぞれ、ばらばらの生活を生きている
「騒ぎたてないでください、ともかく穏便第一に」には頭にきます
正真正銘の偽善者だけど、もしかすると無知のためかもしれない
「生まれ育ちが同じでなくて何が悪い」。イギリス人は現実的なのです
イギリスの階級社会は非公式のアパルトヘイトなのです
無視されっぱなし、ラテン系の人間にはイギリスは異質すぎます
イギリス人は世界中の人間が死に絶えても最後まで生き残る人たちです
特に文化的でもないし、いったい彼らの生き甲斐は何なのでしょう〔ほか〕