亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ<br> 美術泥棒

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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
美術泥棒

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750518169
  • NDC分類 702
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈 稀代の窃盗狂か、恐るべき審美家か? 〉



ヨーロッパ各地から盗んだ美術品、実勢3000億円。

そのあまりに華麗な手口と狂気的な美への執着を暴く、第一級の美術犯罪ノンフィクション。



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若くして手を染めた美術品窃盗の道。

使う道具はスイス製アーミ―・ナイフ、ただ一本。

欧州を股にかけ恋人と盗みに盗んだ、輝くような日々。

屋根裏部屋に飾っては眺め、撫で、愛し、また盗む。

その先に待ち受ける想像を超えた結末とは……。

内容説明

屋根裏部屋に消えた3000億円とも言われる美術品群。そのあまりに華麗な手口と狂気的な美への執着を暴く。稀代の窃盗狂か、恐るべき審美家か?

著者等紹介

フィンケル,マイケル[フィンケル,マイケル] [Finkel,Michael]
1969年生まれのアメリカ合衆国のジャーナリスト。「ナショナル・ジオグラフィック」「ローリング・ストーン」「GQ」「エスクワイア」「ヴァニティ・フェア」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」など多くの雑誌に寄稿している。現在ユタ州と南フランスで、妻と子ども三人と暮らしている

古屋美登里[フルヤミドリ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

31
図書館でひょいと見つけて。数年に渡ってヨーロッパ数か国の美術館から、アーミーナイフ1本で白昼堂々250点もの美術品を次々に盗んでいったカップルの話。売り払うわけではなく、ただただビビッときた美術品を自分の手元に置いておきたくて盗みを重ねる。ええ~ほんまかいなと何度もつぶやきながら夢中で読み進める。主犯の窃盗癖が酷くなっていって、とうとう発覚するのだが、そのあとからは元恋人や母親の供述が主犯と食い違い、果たしてここまで読んでたこともどこまでが本当なのかわからなくなる。著者が泥棒に入れ込んでしまったのか。2024/01/03

星落秋風五丈原

24
使う道具はスイス製アーミ―・ナイフ一本でねじを次々と外し絵画や彫刻を盗んでいた。盗品は全て屋根裏部屋に持ち帰る。大英博物館に入る時、確かバッグの中身を点検された覚えがある。ブライトヴィーザーもパートナーのアンヌ=カトリーヌも大きめのバッグに盗品を入れていたが、あまりメジャーではない美術品では監視カメラもなく、監視員も一人だけで、つまりは警備は手薄だった。同居していた母親は、コレクションを置いておく屋根裏部屋に立ち入らせない。この時点で母親は当然気づいていたはずだが息子を溺愛していた母親は追及できなかった。2024/01/05

くさてる

22
アーミーナイフ一本で、自らの審美眼に適ったお宝だけを、恋人とふたりだけで美術館から大胆に盗み出す男のノンフィクション。なんと事実は小説より奇なり、映画化待ったなし!……と思って読み進めていくうちに、あれれ?と首をひねるように。そのまま彼の犯行が暴かれたあとの流れまで来ると、「思ってたんとちゃう」状態になったのだけど、いや、これが犯罪者のリアルですよね……。やはり怪盗、大泥棒はフィクションで楽しむに限ります。2024/01/06

スイ

16
冒頭、真っ昼間で開館中の美術館から美術品を盗む、あまりに大胆な二人の姿から始まり、えっノンフィクションだったよね、えっえっ?!と目を丸くした。 売るためではなく自宅でただただ愛でるために美術品泥棒を繰り返した犯人についてのノンフィクション。 物語仕立てで進むので読みやすい。 驚きの連続だった。 この犯人は非常に珍しいパターンで(美術品を盗むのは、売ったり脅したりして金銭を得るためなのだそうで)、自分のものにして手元に置きたいのは古書好きだというのは妙に納得した。 しかし、関係者のうち数名はこの記述で同意が2023/12/10

奏市

14
スリリングで実話とは信じ難いほど面白かった。仏、独、瑞、蘭、墺、白、丁の7カ国で90年代〜2000年台初頭にかけて美術品を盗みに盗みまくったフランス人の男(と幇助した女)の話。総点数250点以上、総被害額約10億〜20億ドル。油絵、銅版画、象牙や木の彫刻、銀製品など。換金目的ではなく単純に本人の観賞用に。1,2回目の成功体験からどんどん深みに嵌る完全な病気。許される話では毛頭ないがその依存症状態には同情の念も浮かぶ。社会生活に支障を来すほど本を集める(盗む)症状を指すビブリオマニアというものもあるらしい。2024/01/02

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