目次
中世後期の権力論をめぐって―大和国を中心に
第１部 中世後期寺院の権力構造（室町期大和国の守護権に関する一考察―幕府発給文書を中心に；室町期における興福寺大乗院門跡の検断と国人 ほか）
第２部 中世後期国人層の権力構造（中世後期畿内国人層の動向と家臣団編成―大和国古市氏を中心に；中世後期の若党に関する一考察―大和国を中心にして ほか）
第３部 中世後期惣国一揆の権力構造（室町期における興福寺大乗院門跡の検断と布留郷一揆；戦国期大和国宇智郡惣郡一揆の成立 ほか）
第４部 近世への展望（忍海の郷をめぐって―近世の郷と中世国人の郷；国人の城郭と近世陣屋・陣屋町―新庄陣屋・陣屋町の成立と展開 ほか）
著者等紹介
田中慶治［タナカケイジ］
１９６２年和歌山県御坊市に生まれる。１９８５年高野山大学文学部人文学科卒業。１９９４年奈良教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。２００９年博士（文学・新潟大学）。現在、葛城市歴史博物館学芸員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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