内容説明
動物は本能だけで生きているわけではなく、さまざまな学習の能力を持っている。動物行動学の最新の成果を背景に、動物たちの意外な心の世界を、さまざまな実例をあげて、手際よく解き明かし、人間中心の自然観を鮮やかに覆す、ライフ・サイエンスの最新の視座。
目次
1 人間の色眼鏡?
2 ミス・ハルシーは足をよける
3 ハチにもできる
4 そのさきを考える
5 人間のように感じるとは
6 証拠のバランスをとる
著者等紹介
ドーキンス,マリアン・S.[ドーキンス,マリアンS.][Dawkins,Marian S.]
現在、オックスフォード大学にて動物行動学を講義。1971年のドクター論文は、N・ティンバーゲン(ノーベル賞受賞)との共同研究による
長野敬[ナガノケイ]
1929年、東京生まれ。東京大学理学部卒業。自治医科大学教授。生物学専攻
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