出版社内容情報
第81回ベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞したペドロ・アルモドバルの新作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』が1月31日に公開される。ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアが安楽死を望む女性とその親友を演じる。アルモドバルはそれぞれの時代においていかなる提起をなしてきたのかアルモドバルを特集する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桐一葉
1
なんとなくどこにも居場所がないような気持ちになる時があって、創作の世界にいるとそれが和らぐ。特にアルモドバル作品はお風呂に浸かってリラックスできる状態を思い出せる。ここなら安全、と思える会話を聴けたり批判的な眼差しを感じられるからかな。分からないなりにも若い時に観といて良かったなぁって年齢を重ねれば重ねるほど思う。ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフを観た時、ブロークバック・マウンテンのその後みたいで希望があるなぁって思ってたから、図らずも的外れではなかったのかな☺️かなり満足の一冊です!2025/05/07