出版社内容情報
イラストレーター&アートディレクターとして半世紀以上のキャリアを持ち、今なお精力的に制作を続ける藤枝リュウジ。広告・テレビのアートディレクション、本や雑誌、絵本制作などその活躍は多岐にわたります。
1996年、アートディレクションを手がけたパペット番組「ハッチポッチステーション」がNHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送開始。ポップで温かみのあるデザインは幅広い年代に親しまれ、その後「クインテット」「フックブックロー」「コレナンデ商会」と続く人気シリーズとなりました。また、1987年から毎年のように開催している個展は30回以上にのぼり、継続して新作イラストレーションを発表。藤枝リュウジの世界は広がり続けています。
本書は、これまでの活動を総覧するはじめての作品集です。愉しげな音色が聞こえてくるような、藤枝リュウジの「ハッチポッチ」な世界を、ぜひお楽しみください。
*ハッチポッチ=hotch potch=ごった煮
■寄稿
「人形劇の藤枝さん」 下山啓(放送作家、作詞家)
「藤枝さんの絵は、誰にも似ていない。」 副田高行(アートディレクター)
「ごちゃ混ぜ世界」 ミロコマチコ(画家、絵本作家)
【目次】
[本書の構成]
1 藤枝さんとこども番組 PUPPET SHOW
ハッチポッチステーション クインテット フックブックロー コレナンデ商会
グッズ、アイテム パペットたち(撮り下ろし)
2 藤枝さんの絵本
3 藤枝さんの仕事
4 藤枝さんのイラストレーション