ロシア学を学ぶ人のために

藤本 和貴夫【編】

世界思想社（1996/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 270p／高さ 19cm
• 商品コード 9784790705833
• NDC分類 302.38
• Cコード C1331

内容説明

新生ロシアとの率直な対話が求められている。ロシアの現状と将来を考察する知の体系としての「ロシア学」の構築を試みる。

目次

第１章　ロシアの大地と住民
第２章　多民族国家としてのロシア
第３章　ロシアの祝祭・儀礼
第４章　ロシア思想と精神風土
第５章　文化の視点で見たロシア
第６章　ソ連邦の崩壊と新政治体制の模索
第７章　市場経済化の背景とゆくえ
第８章　メディア論からのグラノスチ
第９章　ソ連・ロシアの科学技術―崩壊の淵に立つロシアの科学技術
第１０章　十月革命とは何だったのか―ソ連崩壊とソ連史再検討の試み
第１１章　日本のロシア学・ロシアの日本学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[工藤 杳]

「メディア論からのグラスノスチ」（城野充）がおもしろかった［80s後半の番組『12階』、『VZGLYAD』；内田明宏『変わるロシア・ソ連のマス・メディア』］。あとは一般教養レベル。 レオンチエフ→メレシコフスキー（89）

2017/01/05

[Dr. Hiro Tanaka]

九十年代に書かれたものなので今読んでもピンとこない部分がある。ロシアの自然地理で自治共和国に触れた部分の歴史的展開は知ってよかった

2024/09/10