出版社内容情報
生誕九十年の節目に、魅力的な解説、作品世界へのガイドとなる特別企画を付した、親しみやすく面白い全作品ガイドブック。
生誕九十年、「竜馬がゆく」開始五十年!
生誕九十年の節目に、魅力的な解説、作品世界へのガイドとなる特別企画を付した、親しみやすく面白い全作品ガイドブック。
内容説明
『竜馬がゆく』『坂の上の雲』をはじめとする国民的大ベストセラー小説、日本の歴史と土地を俯瞰する名エッセイ群、未来への指針を与えてくれる評論、各界著名人との対話集、書簡、戯曲まで、司馬遼太郎誕生90年に贈る全作品完全ガイド。小説の登場人物解説、こぼれ話、歴史年表・関連マップが手引きする国民作家の豊穣な世界!
目次
巻頭特別ガイド 三大長篇小説(竜馬がゆく;翔ぶが如く;坂の上の雲)
長篇小説(燃えよ剣;功名が辻 ほか)
短篇小説集(新選組血風録;幕末 ほか)
紀行・エッセイ・評論・その他(街道をゆく;この国のかたち ほか)
特別収録(わが小説のはじまり(司馬遼太郎)
儒教への厳しい目(宮城谷昌光))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
54
司馬さんの正に全作品が網羅されてるので、どれを読んだか未読のチェックに重宝しました。これにて、司馬遼太郎祭りもほぼ終わりです。疲れたけど、読んだなあ。達成感と余韻が凄い!流石、司馬遼太郎。2016/11/21
けやき
36
司馬遼太郎の小説、エッセイ、紀行文、対談集など全作品のガイド。傍らに置きたい一冊。2022/12/16
金吾
31
司馬遼太郎さんの著作をコンパクトにまとめています。索引みたいな活用ができるように感じました。2022/04/27
RASCAL
14
司馬さんの本はほとんど全部読んだ気になっていたのですが、まだまだ全然でした。ファン必携のガイドブックとして、そばに置いておきます。「竜馬がいく」「坂の上の雲」はもちろんですが、自分が好きなのは「燃えよ剣」「義経」、彼の小説は敗者が良い。時代の流れに迎合せず、自らの美学に殉じる爽快さがあります。今は「翔ぶがごとく」の7巻を読んでいますが、これが終わったら、この本を参考に未読の短編集を読んでみようと思います。2014/02/16
ねむりねこ
9
やっぱり司馬さんはすごいのだ。未読のもの、読み返したいものが続々と。涼しくなったら司馬祭はじめよう。2017/07/07