著者等紹介
唯野元弘[タダノモトヒロ]
山口県生まれ。保育園や小学校での読み聞かせのほか、昔話の再話や絵本の構成などにかかわる
村上豊[ムラカミユタカ]
静岡県生まれ。1960年「週刊サンケイ」でデビュー。以降、新聞、雑誌の挿絵・装丁、絵本に携わる。1982年小学館絵画賞、1984年絵本にっぽん賞、1991年BIB世界絵本原画展金牌賞、1998年菊池寛賞、2007年赤い鳥さし絵賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Smileえっちゃん
37
日本の民話。図書館本。ホッコリ日本各地にの伝わっているようですね。カラスが落とした柿の種、ぐうたら男の頭に落ち、育ってカキが実つけ、売りに行って人儲け。カキの実からキノコ、ドジョウにと楽して儲ける。でも、ものぐさ男も最後は自分で田んぼでお米を育てることに…めでたしめでたし。村上豊さんの絵がユニークでホッコリしました。2024/03/01
kameyomi
23
庭の柿の葉も色付き、柿の実が出回る頃、読みたくなる絵本です。この民話を題材とした絵本は沢山ありますが、セリフが読み聞かせに耐えるのと、村上豊氏のとぼけた感じの絵が好きで、いつもこちらを選びます。ぐうたらな男の頭上で、色んな世界が繰り広げられるので、私はSFと言えるのではないかと思っています。文の唯野元弘氏によると、落語の「あたま山」では、最後に頭は池になり、花見客がうるさくて、自分の頭の池に身を投げるのだそうです。少なくともシュールすぎます。2024/10/09
かおりんご
21
個別で読む。こういう昔話はあまり子どもが、自分からは読まないから、読み聞かせていきたい。2023/11/10
刹那
21
頭の上に色々なるのは想像できないけど、働かなくても、食べ物に困らないのはいいね。次男よみ1年と8ヶ月と11日♪2014/09/11
かおりんご
21
絵本。これも教材研究用。とてもめんどくさがり屋さんな男が主人公。柿が頭に落ちた設定。それをとるのが面倒。2014/02/27