出版社内容情報
人類の生活のあらゆる場面に寄り添ってきた柳。古代の儀式、唐詩やシェイクスピアなどの文学、浮世絵やラファエル前派の絵画、柳細工、柳模様の皿の秘密など、実用的でありながら神秘的である柳に迫る。カラー図版約100点。
内容説明
人類の生活のあらゆる場面に寄り添ってきた柳。古代の儀式、唐詩やシェイクスピアなどの文学、浮世絵やラファエル前派の絵画、柳細工、柳模様の皿の秘密など、実用的でありながら神秘的である柳に迫る。カラー図版約100点。
目次
序章 自然界のヤナギ
第1章 春と喪の儀式
第2章 柳細工
第3章 ロマンスとミステリーの柳模様
第4章 散文と詩の木
第5章 不朽の画題
終章 世界の庭園と柳
著者等紹介
サイム,アリソン[サイム,アリソン] [Syme,Alison]
ハーバード大学で美術史の博士号を取得。現在、トロント大学現代美術史の准教授。19世紀後半から20世紀前半のイギリス・フランス・アメリカの美術を専門とし、幅広い分野のトピック、伝統、美術と視覚芸術の接点、芸術活動や詩における比喩の役割などについて研究。初の著作『A Touch of Blossom:John Singer Sargent and the Queer Flora of Fin‐de‐Siecle Art(花の手ざわり:ジョン・シンガー・サージェントと世紀末芸術の珍奇な植物)』(2010年)は2011年モダニスト研究協会図書賞の最終候補作品となる。カナダ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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