カレーライスは日本食―わたしの体験的食文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784789554541
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

内容説明

明治生まれの英語教師だった母。その母の料理で育ち、みずからも栄養士の経験をもつ著者が、今も、老人ホームで日本とイタリアの民話の研究をつづけながら、日本の食の特異性に感じ入る。そんな日々から生まれた体験的エッセイ。

目次

1章 津の味・母の味(カレーライス―カレーライスは日本食;かまぼことはんぺん―かたいか柔かいか ほか)
2章 世間の味・私の味(のり巻き寿司―トンデモ多彩な中身;お雑煮―この複雑な世界 ほか)
3章 海外体験 外への視線(パリのマックとミラノのメロン―ヨーロッパは遠い;フィレンツェ風ビフテキ―ドギモを抜かれる ほか)
4章 食の国際化(洋風と中華風―主婦の外国料理;東洋軒のオムレツ―初めてのレストラン ほか)
5章 外に出る主婦たちとファストフード(男たちは―これがわが家の現実;便利な製品がぞくぞくと―ファストフードへの道 ほか)
終章 食の未来を見据えて(スローフード―夢と現実;和食への回帰?―土井善晴氏の一汁一菜の提案)

著者等紹介

剣持弘子[ケンモチヒロコ]
昭和8(1933)年、三重県津市に生まれる。女子栄養短期大学卒業後、都立台東商業高校(定時制)に栄養士として勤務。結婚後、子育てのかたわらイタリア語を学び、日本とイタリアの昔話を研究。1990年春から1年間イタリアに滞在し、フィレンツェ大学で民間伝承学を学ぶ。帰国後、日本女子大学人間社会学部文化学科で民俗学の講座を担当。定年後は地域の子ども文庫を主宰しつつ、研究をつづける。怪我で車椅子生活となるが、老人ホームで暮しながら、口承文芸学会をはじめ、複数の学会に所属して、研究、執筆活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ホークス

48
2017年刊。著者は1933年三重県津市の生まれ。栄養士であり、民俗学者でもある。本書は83才で執筆された食のエッセイ。郷里での幼少時から、家庭、仕事場、今居る老人ホームの食事まで。食物が乏しい頃、天草で作ったトコロテンや田んぼで採ったタニシが美味しかった事。ポンプ式の井戸とおクドさん(竈)で炊事した事。空襲で焼け出されて住む場所を探した事。その後関東に長く住み、研究者の夫と一年間イタリアにも住んだ。話題が広く、食べる事への好奇心が強い。著者は亡母と同世代だし私は津市に住んだ事もあり、とても懐かしかった。2022/11/23

tetsubun1000mg

15
タイトルと表紙のイラストで選ぶが、2017年初版の時にすでに83歳ということ驚く! 三重県の津市に育って、女子栄養短大入学のため東京で暮らしたのちに座間市に長く暮らした時代のことが中心に書かれる。 大学時代に東京に出て奈良県で3年、三重県の松阪市に10年ぐらい暮らしたので、筆者の食の遍歴と味付けのギャップには共感できる。子育てしながらイタリア語を勉強してイタリアの古民話を翻訳して出版をされていることも感心してしまう。 自分で食べたり作った食の思い出を綴っているが、文章はプロのエッセイのように読みやすい。2021/08/10

T F

1
おばあさんのエッセイ2020/10/24

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