内容説明
調理をしながら、ふと疑問に思うことはありませんか。レバーを血抜きしたら鉄もいっしょに抜けてしまう?食品を水に浸すと栄養素が流出してなくなってしまう?…とか。調理上の栄養に関する疑問を実験・検証した内容を紹介したのがこの本です。実験データを知ることで栄養素をむだにせずおいしい料理を作る手助けにもなります。知っているのと知らないとでは大違い!
目次
カリウム
鉄
ビタミンB群
葉酸
ビタミンC
栄養素量
油
塩分
エネルギー
シュウ酸
食味
「栄養のなるほど実験室」付録
著者等紹介
吉田企世子[ヨシダキヨコ]
女子栄養大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomtom
14
栄養などのこれってどっちがいいのかなっていうちょっとした疑問を、きちんと実験して結果を示してくれている。有機や国産品の方が栄養があったり、レバーの血抜きでは栄養は流出しないなど勉強になる。作り置きの汁物のビタミンCは減ってしまうのは残念。2022/11/09
ハッチ
3
図書館にて。南部鉄器(漆加工なし)を使っても、鉄は取れないという事実にショーーーーーック!!!2025/04/26
そうさん
3
パラパラ読み。2024/03/09
ジュリ
3
レバーの血抜きをしても鉄分はあまり減らない、野菜を味噌汁にしてもビタミンCの損失は少ないなど、調理による栄養素の変化について知ることができる本。2020/07/30
Yumiko826
2
学生の時に習った鉄の調理器具から鉄分が摂れる?怪しい…と思っていたがやはり間違いだったか‼︎知らなかったのは、カボチャは部位で栄養素が違う、ジャガイモのビタミンCは貯蔵する期間で減っていく…意外にも冷凍野菜のビタミン損失が少ないことには驚いた。これからは冷凍野菜も使おう。最後の付録はなかなか興味深い。 食品や調理の実験が出来るなんて羨ましい。2020/02/11
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