内容説明
毎日のことだから、がまんばかりしないで、「食事の作戦」を立てて友だちとごはんに行ったりしてほしい(管理栄養士)。お子さんの体調がよくなれば親御さんの気持ちもおちつくので、しっかり治療することが私の役目です(医師)。少しでもよくなってほしい、おいしく食べてほしいとの思いを込めてレシピを考えました(料理家)。さまざまな願いをこの一冊に詰めました。
目次
第1章 治療と食事のお話(IBD(炎症性腸疾患)について
治療について
毎日の食事について
低脂肪料理のコツ
IBD情報ページ)
第2章 おなかも満足 低脂肪レシピ(これ1品でOK!軽めの食事;主菜 n‐3系脂肪酸とn‐6系脂肪酸のお話;やっぱりお肉が好き!;子どもが喜ぶ魚介料理;副菜 食物繊維のお話 ほか)
著者等紹介
清水俊明[シミズトシアキ]
順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長、同大学大学院医学研究科小児思春期発達・病態学教授。順天堂大学医学部大学院修了後、スウェーデン・イエテボリ大学やオーストラリア・アデレード大学にリサーチフェローとして長期留学。順天堂大学小児科学講座主任教授、同大学院医学研究科教授を経て2021年より現職。日本小児科学会(代議員)、日本小児栄養消化器肝臓学会(理事長)、日本周産期新生児学会(評議員)ほか多くの学会の役職をも務める
新生静夏[ニイオシズカ]
国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院栄養管理部栄養管理室管理栄養士。2016年から6年間所属した国立成育医療研究センターでは、幼児から成人前まで幅広い年齢層の子どもたちに寄り添った栄養指導を行なう
田中可奈子[タナカカナコ]
料理研究家、栄養士。テレビ、新聞、雑誌、企業のホームページなどでレシピを提案するほか、レシピ本の執筆、イベントの講師なども務める。クローン病と診断された家族が安心して食べられるようにくふうしたノンオイルレシピは、同じ食卓を囲む家族みんなの笑顔と健康を支えている。フードコーディネーター、食育指導士、国際薬膳食育師などの資格も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。