内容説明
GDPで計られるモノの価値から、市場を通さずに享受される多様な情報の価値へ。資本主義の体内から生まれた「情報化」という猛スピードの進化によって、モノ中心の世界の原理が根本から覆り、資本主義は終焉を迎えようとしている。新しい「価値主義」への大転換時代の考え方、生き方の指南書。
目次
第1章 資本主義は終わった―情報化による繁栄ではなく、情報化が資本主義を終わらせる
第2章 すべてのルールを変える情報化―もはや情報は、生産や取引きのためのツールではなく、価値の本質である
第3章 資本主義の構造変化
第4章 大変化する消費者市場
第5章 激震する生産・労働市場
第6章 非交換型社会の到来
第7章 資本主義から価値主義へ
第8章 価値主義時代の青写真
著者等紹介
佐藤典司[サトウノリジ]
立命館大学経営学部特任教授。1955年山口県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。1980年(株)電通入社の後、(社)ソフト化経済センター出向などを経て、1998年電通を退社し現職に。デザインマネジメントおよび、情報知識価値マネジメントを中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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