新典社研究叢書<br> 紫の上造型論

新典社研究叢書
紫の上造型論

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787940223
  • NDC分類 913.36

目次

1 紫の上求婚譚
2 仮託された心情
3 〈ゆかり〉の構造
4 「末摘花」巻の年立上の意義
5 明石の君物語との交渉
6 「朝顔」巻の意味
7 紫の上と春
8 女三の宮と紫の上
9 紫の上の述懐
10 蘇生の感懐
11 「鈴虫」巻の位置づけをめぐって
12 「夕霧」巻の光源氏・紫の上夫妻
13 紫の上の〈辞世の歌〉

感想・レビュー

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maekoo

1
源氏物語における紫の上の位置は大きく、様々な「源氏物語」と言う作品の内在する要素を凝縮したような存在です 光源氏の女性関係・政治との関わり・女性の強さや弱さ・哀しさ・子を持つ事と育てる事の意味・女性同士の人間関係や対面・人としての礼や思いやり・愛する事と生きる事の喜びと切なさ・等々この物語の中で紫の上を考えることで見えてきたり共感したりする場面が多様にあります 「ゆかり」の構造や意図的に年立を二重構造にしたことで紫の上の物語をさらに展開させようとした事、紫の上と明石の君の構造、そして女三宮・・・2020/08/13

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