テキヤ稼業のフォークロア

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テキヤ稼業のフォークロア

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787220455
  • NDC分類 384.38
  • Cコード C0039

内容説明

路上や寺社の境内で商売をしている専業的な露店商である「テキヤ」とはどのような職業であり、ルールや縄張り、集団の性格はどのようなものなのか―。不安定な生業を継続させるために慣行を作り上げ、それを伝統として商いをする彼らの実態に、スカイツリーでにぎわう東京・墨東地区などでの詳細なフィールドワークから迫る貴重な成果。

目次

序章 露店のなかへ
第1章 テキヤの社会―集団構造とその維持原理
第2章 一人前の商人になる―名乗り名の継承方法と機能
第3章 縄張りを使う―商圏の運用と地域社会
第4章 備忘録テイタを読む―記録される祝祭空間
終章 民間伝承の力

著者等紹介

厚香苗[アツカナエ]
1975年、東京都墨田区生まれ。博士(文学/総合研究大学院大学)。日本学術振興会特別研究員を経て、慶應義塾大学文学部、立教大学文学部、神奈川大学経営学部非常勤講師。国立歴史民俗博物館外来研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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