民事執行手続参加と消滅時効中断効―集団権利行使による暫定的中断効の提言

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784785711375
  • NDC分類 327.39
  • Cコード C3032

内容説明

本書は、抵当不動産に対する民事執行手続と消滅時効中断効の関係につき総合的に検討するものである。この検討を通じて、抵当不動産について民事執行法上の手続に参加したことにより、参加者の被担保債権につき「『民事執行上の催告』による暫定的中断効が生ずる」ものと解するのが妥当との提言を検証するものである。

目次

第1章 抵当不動産に対する競売申立と確定的時効中断効(問題の提起;債務者所有不動産に対する競売申立と被担保債権の時効中断効 ほか)
第2章 抵当不動産に対する競売申立と暫定的時効中断効(問題の所在;抵当不動産の競売申立取下げ・取消と暫定的中断効 ほか)
第3章 抵当不動産に対する競売申立以外の方法による参加と消滅時効中断効(問題の所在;抵当不動産の競売申立+送達と申立債権以外の被担保債権の時効中断効 ほか)
第4章 「民事執行上の催告」による暫定的中断効と消滅時効中断効論(民事執行手続と中断効議論の争点;消滅時効に対する基本的考え方との関係 ほか)
民事執行手続と消滅時効中断効関係判例(抵当不動産に対する競売申立と消滅時効中断効;抵当不動産競売手続への申立以外の方法による参加と消滅時効中断効)

著者等紹介

伊藤進[イトウススム]
明治大学教授(2004年4月明治大学法科大学院長就任予定)。日本学術会議会員、神奈川県消費生活審議会会長、弁護士
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