カラー図解 人体の正常構造と機能〈7〉血液・免疫・内分泌

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  • サイズ A4判/ページ数 94p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784784931286
  • NDC分類 491.1
  • Cコード C3047

目次

血液・免疫(血液の組成;造血;物質輸送;赤血球;止血機構;血小板と血漿 ほか)
内分泌(内分泌系の概観;視床下部と下垂体;甲状腺、上皮小体;副腎 ほか)

著者等紹介

山本一彦[ヤマモトカズヒコ]
東京大学医学部教授(アレルギー・リウマチ内科)。血液機能編を担当。1952年生まれ。医学を志望した動機は、周囲に医師が多かったこともあるが、高校生の時に長期入院し、医療の重要性を認識したことが大きい。大学卒業後、雰囲気の良かった当時の物療内科に入局、腎臓の勉強を始めるが、堀内淑彦教授の勧めで多田富雄教授の免疫学教室に出入りし、奥村康先生のもとで3年ほど基礎免疫の研究を行った。次第に免疫学の面白さに惹かれ、ドイツ癌研究センターに留学、遺伝子解析を中心とした免疫学の研究を続けた。帰国後、内科で自己免疫の研究をしようと一念発起し、自己抗原遺伝子の研究や自己抗原に対する免疫応答の研究を始め、現在はT細胞レセプターを中心とした抗原特異的免疫制御法の開発を推進中

松村譲児[マツムラジョウジ]
杏林大学医学部教授(解剖学)。構造編を担当。1953年生まれ。医学を志した動機は全く憶えていないが、小学生のときには「将来は学問を…」と決めていた。北海道大学卒業後、解剖学第三講座に伊藤隆教授の最後の大学院生として入り、造血細胞特に巨核球の定量形態学的研究を行う。1984年、解剖学第二講座(児玉譲次教授)に入局、肉眼解剖学研究の手法を学ぶ。1989~91年には連合王国レスター大学のEngland博士のもとに留学、発生学特に原始生殖細胞について研究を行う。以来、専門といえる研究領域を絞れないまま現在に至るが、最近は児玉教授より譲られた胎児頭蓋コレクションを用い、頭蓋の形態形成の研究を進めている。趣味は尺八(竹号、楡山)と手話

多久和陽[タクワヨウ]
金沢大学医学系研究科教授(生理学)。内分泌機能編を担当。1954年生まれ。中学・高校を通じて、病者を助ける医師という職業に魅かれるようになった。内科医を志して2年間の研修の後東京大学第4内科に入局、尾形悦郎教授の薫陶を受け内分泌学を専攻するに至った。特にホルモンの細胞内情報伝達に興味を持ち、1985年、米国エール大学医学部ハワード・ラスムッセン教授(Ca2+イオンがセカンドメッセンジャーとして機能することを最初に主張した研究者)のもとに留学、平滑筋収縮・弛緩時のイノシトールリン脂質加水分解反応、細胞内Ca2+動態、蛋白質リン酸化を明らかにした。帰国後内科を経て、1991年より基礎医学教室で研究教育に従事。最近の研究テーマは血管系(特に平滑筋)に作用する生理活性因子の受容体と細胞内情報伝達
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