死人街道

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死人街道

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  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775318836
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

「幻想と怪奇」叢書第二弾はエドガー賞受賞作家作品

『ボトムズ』(2001 年)、『ダークライン』(2003 年)など日本で
もベストセラーを送り続ける鬼才が本領を発揮した西部怪奇
小説=ウィアード・ウェスト。
 二挺拳銃の牧師ジェバダイア・メーサーが、布教の旅の
あいだにゾンビや吸血鬼、異次元の怪物どもと闘う。
 ゾンビと戦い先住民の呪いを解く長篇Dead in the West
に加え、「凶兆の空」ほか四短編を収録。

内容説明

神を疑い、呪い、畏れながらも、神の命ずるまま、邪悪なるものを滅ぼすために荒野を旅する無頼の牧師、ジェビダイア・メーサー。彼の行く手を阻むものはその最期に、聖句ではなくコルト・ネイヴィの銃声を聞く。町に群をなす生ける死者と戦う中編「死屍の町」、魔道書に召喚された怪物を相手取る「凶兆の空」など、五つの冒険を収録した「魔界西部劇」の傑作、ここに登場!

著者等紹介

ランズデール,ジョー・R.[ランズデール,ジョーR.] [Lansdale,Joe R.]
米国の作家。ホラー、SF、ミステリなど幅広いジャンルで作品を執筆。MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞最優秀長篇賞受賞作『ボトムズ』(早川書房)をはじめ、英国幻想文学大賞など数々の文学賞を受賞。中でも、HWA(ホラー作家協会)が主催するブラム・ストーカー賞は、8度も受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

96
西部劇でホラーという趣向は初めてだったが、読んでみるとこれがかなり面白い。西部劇というと、カラッとした空気で痛快な活劇を連想する。が、この作品は陰性で湿ったトーンが特徴。西部劇らしさは全編にあるものの、怪奇さが醸し出されて、作品世界に魔界が広がってゆく。5編の連作中、最初の中編「死屍の町」が展開が容赦なくアクションも派手で、これだけで満腹感あった。あとの4つの短編も、趣向が凝っていて楽しめる。簡潔な語り口も良い。神を憎む牧師でガンマンのメイサーの人物造形が面白く、捻くれた独特のヒーローとして、印象に残る。2021/08/14

ずっきん

80
ホラーは超苦手。でも、ランズデールに飢えまくってるから飛びついてしまった。なんだこれ。ちょー面白い。早撃ち伝道師ジェビダイア・メーサー牧師が、闇から這い出た邪悪なヤツらを殲滅してく、B級ど真ん中の魔界西部活劇。ウィアード・ウェスタンというジャンルらしい。ネクロノミコンが出てくる話を読むのは高校生の時以来だ。中短編五編、どれもこれも最高にイカしてる。読み手の予想をへし折る容赦の無さ。洗練すら感じる職人技の下品さ。女たちがまたカッコいい。ランズデールにハズレ無し!くそ、ハップ&レナードの続き読みてー!2021/08/26

hit4papa

79
銃を携えた牧師が町に巣食う悪霊を退治する短編集です。ウィアード・ウェスト (魔界西部劇)という冠に相応しい、アクション満載のホラー活劇に仕上がっています。即席の仲間たちと死を賭した戦いは、武器が心もとないだけに、ハラハラドキドキの連続。そしてランズデール らしく極めて残酷でグロテスク。いきなり始まるバトルは、問答無用で楽しめますが、結末は決してハッピーではありません。本シリーズが、二十年に跨った作品ゆえに、主人公が内省的な人物像からのキャラ変は致し方でしょうか。日本語訳に明らかな誤りがあるのが残念です。2022/04/24

sin

79
潔いB級ウエスタンホラーだ!だがしかし、これは大文字の神と異教の神の力比べではないだろうか!?それとも信仰心を試す為の神の謀り事か?そもそも正義を問うならば、この物語の登場人物に、そして当の牧師本人にもそれは存在しない。復讐の為とは云え邪道を為す被害者にも正義はない!いわんや闇の眷属に…それにしても正義とは贅沢な選択肢ではないだろうか?それを標榜する人間の驕りすら感じさせる。なんとなれば大概の人にとっては正義とは神に祈ることでしかないのだから、その為か牧師は神の実在を体現するが神の慈悲は否定して憚らない!2021/06/24

HANA

78
二丁のコルトを手に持ち、西部を行くは牧師ジェビダイア・メーサー。本書は彼と怪物たちの戦いを描いた短編集である。魔界西部劇との触れ込みに違わず、基本的に人外とのガンファイトがメイン。文体も切り詰めたような短いセンテンスが特徴で、それが本書の戦いとよくマッチしている。中編「死屍の町」が内容的にはやはり白眉で、ゾンビものの基本、狭い建物に追い詰められた生存者、数で押してくる敵等、本書の中での緊迫感は特筆すべきものとなっている。残りの作品は頁数が短すぎたのか、割と小粒な感じ。B級感たっぷりな西部の旅を楽しめた。2022/01/11

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