出版社内容情報
「幻想と怪奇」叢書第二弾はエドガー賞受賞作家作品
『ボトムズ』(2001 年)、『ダークライン』(2003 年)など日本で
もベストセラーを送り続ける鬼才が本領を発揮した西部怪奇
小説=ウィアード・ウェスト。
二挺拳銃の牧師ジェバダイア・メーサーが、布教の旅の
あいだにゾンビや吸血鬼、異次元の怪物どもと闘う。
ゾンビと戦い先住民の呪いを解く長篇Dead in the West
に加え、「凶兆の空」ほか四短編を収録。
内容説明
神を疑い、呪い、畏れながらも、神の命ずるまま、邪悪なるものを滅ぼすために荒野を旅する無頼の牧師、ジェビダイア・メーサー。彼の行く手を阻むものはその最期に、聖句ではなくコルト・ネイヴィの銃声を聞く。町に群をなす生ける死者と戦う中編「死屍の町」、魔道書に召喚された怪物を相手取る「凶兆の空」など、五つの冒険を収録した「魔界西部劇」の傑作、ここに登場!
著者等紹介
ランズデール,ジョー・R.[ランズデール,ジョーR.] [Lansdale,Joe R.]
米国の作家。ホラー、SF、ミステリなど幅広いジャンルで作品を執筆。MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞最優秀長篇賞受賞作『ボトムズ』(早川書房)をはじめ、英国幻想文学大賞など数々の文学賞を受賞。中でも、HWA(ホラー作家協会)が主催するブラム・ストーカー賞は、8度も受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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