目次
序(資本主義―恒常的な流動と変容;三つのブラインド・スポット ほか)
第1章 マス・コミュニケイション理解の到達点―csの貢献(コミュニケイション=意味形成の実践;意味形成のコードとイデオロギー ほか)
第2章 「テクスト分析」とマス・コミュニケイションの政治経済学―対立と補完(「テクスト分析」とポピュラー・カルチャーの礼賛;対抗力の真偽―「ヘゲモニー的」意味構成に包囲された日常 ほか)
第3章 大量消費社会とマス・コミュニケイション(大衆消費社会―消費の顕著化と選択性の拡大・深化;差異的な文化価値による消費の施回舞踏 ほか)
第4章 広告コミュニケイションの経済的機能(差異的な文化価値の付与;「欲求操作」論の基本問題 ほか)
第5章 戯れる主体とアイデンティティの危機(マルチな自己=断片化のめまい;「ポストモダン・アイデンティティ」=自己の分裂症的壊滅? ほか)
著者等紹介
浅見克彦[アサミカツヒコ]
1957年埼玉県秩父生まれ。北海道大学文学研究科教員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。