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出版社内容情報
※2013年「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録された。その保護継承をになう公的団体である一般社団法人和食文化国民会議(略称:和食会議、会長:熊倉功夫)が総力をあげたブックレットシリーズ。
※和食とは何か。とてもわかりにくい時代になってきている。本シリーズは、和食の典型的なスタイル、和食文化というべき食べ方、食器、しつらい、マナー。さらに和食の食材、調理法、盛りつけなど、一番基本となるテキストである。
※郷土料理を含めた広義の和食文化を視野に食育、地産地消、年中行事などとも絡めながら、和食文化の保護・継承、そしてその価値の再発見に取組む。
※関連図版を多数掲載。
※第1巻目は、「自然と異文化の融合」や「持続可能な資源の利用」「器と季節」「健康的な食生活」といった、和食文化の基本的なキーワードを解説しながら、「和食とは何か」という根本的な部分を明らかにする。あわせて、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されるまでの経緯をたどり、今後の保護継承を見通して提言する。
はじめに
一 ユネスコ無形文化遺産へ登録する
(一) 第一回の検討会
(二) フランス型かメキシコ型か
(三) フランスへ調査団を派遣
(四) 提案書の提出へ
二 登録された和食文化の特徴
(一) 自然と異文化が融合した食文化
?伝来して定着した農産物
?豊富な海の恵みと水の恵み
?自然・社会環境により再構築されてきた和食文化
(二) 持続可能な資源の利用―調理と加工
?乾物の工夫
?新しい食品を生み出した発酵技術
?使い尽くす調理の工夫
(三) 自然の尊重と行事
(四) 和食を楽しむ―器と季節―
(五) 健康的な食生活への貢献
?和食の基本形
?おなじ形式で変化する内容
?日本型食生活の提唱
?健康的な献立の立て方
三 これからの和食文化の保護と継承
(一) 誰が和食文化を実践し促進するのか
(二) 米の摂取量が減り始めた一九六〇年代
(三) 日々の体験をとおして習得する
(四) 学校をとおして和食文化を伝える
(五) 地域の伝統食―郷土食を見直す―
(六) 和食文化の保護・継承を推進する組織
(七) 今後の和食文化の発展に向けて
資料 無形文化遺産の代表的な一覧表への記載についての提案書
和食文化国民会議[ワショクブンカコクミンカイギ]
監修
熊倉 功夫[クマクラ イサオ]
著・文・その他
江原 絢子[エハラ アヤコ]
著・文・その他
目次
1 ユネスコ無形文化遺産へ登録する(第一回の検討会;フランス型かメキシコ型か;フランスへ調査団を派遣;提案書の提出へ)
2 登録された和食文化の特徴(自然と異文化が融合した食文化;持続可能な資源の利用―調理と加工;自然の尊重と行事;和食を楽しむ―器と季節;健康的な食生活への貢献)
3 これからの和食文化の保護と継承(誰が和食文化を実践し促進するのか;米の摂取量が減りはじめた一九六〇年代;日々の体験をとおして習得する;学校をとおして和食文化を伝える;地域の伝統食―郷土食を見直す;和食文化の保護・継承を推進する組織;今後の和食文化の発展に向けて)
著者等紹介
熊倉功夫[クマクライサオ]
1943年生。東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。国立民族学博物館名誉教授。一般社団法人和食文化国民会議会長
江原絢子[エハラアヤコ]
1943年生。お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業。博士(教育学)。東京家政学院大学名誉教授。一般社団法人和食文化国民会議副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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