わたしの日付変更線

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  • サイズ A5判/ページ数 145p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784783735403
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

というのも わたしは
どこにも属していない
過去にも 未来にも
ひょっとしたら 現在にも
(「日付変更線」)

境域の日本語詩集!
「僕がいちばん惹かれ、羨ましく思うのは、「たがいに歩みよる分身同士」とも言うべきモチーフである」(柴田元幸)
「詩という土地で、ジェフリー・アングルスはようやく「一つ身」になる」(小池昌代)
「二つの異言語間にどんなエロティシズムが成立しうるかの実験といっていいだろう」(高橋睦郎)
気鋭のアメリカ人日本文学者が放つ、境域の日本語詩集!
装幀=奥定泰之

ジェフリー・アングルス[ジェフリーアングルス]
著・文・その他

目次

西へ(日付変更線;火振り神事 ほか)
東へ(翻訳について;文法のいない朝 ほか)
過去へ(さかのぼる;蛇塚が語る ほか)
現在へ(親知らず;穴、あるいは母を探して ほか)
未来へ(終わりと始まりの間;北米の飛路 ほか)

著者等紹介

アングルス,ジェフリー[アングルス,ジェフリー] [Angles,Jeffrey]
1971年アメリカ中西部オハイオ州コロンバス市で生まれる。1987年高校在学中、留学生として初めて来日し、下関に三ヵ月ほど滞在。1989年オハイオ州立大学に入学し、日本語と国際関係学を専攻する。1991年企業の研修生として、埼玉県に三ヵ月滞在。帰国後、オハイオ州立大学の文学雑誌Mosaicの編集長になる。1993年大学を卒業し、仕事のため埼玉県に戻る。1994年帰国して、アメリカの日系企業に勤務。1995年オハイオ州立大学大学院修士課程(日本文学)に入学。2016年西ミシガン大学教授になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みねたか@

26
東日本大震災による引き裂かれるような帰国。そして44年の時を経て判明した生母。二つの大きな出来事を端緒として紡がれた詩集。全体を通したモチーフ「境界」「融合」。日付変更線を越え新たに生まれ又は消滅する私,リターンキー(改行)による安定から空白への飛躍。翻訳という他言語からの転換の中で生まれる他者性など。そして「見えないもの」に向けられた視線が醸し出す奥行き。全編にわたって,透明感が漂う中,底の知れない深みも湛える。また,時に垣間見えるざらりとした生の感触も心に残る。2019/08/05

けいこう

3
ルビ、とういうのものをこんなに意識させられたことはなかった。ひっそりと抱き合う漢字とルビが感動的なものに思えた『センテンスの前』。しかも、そのことはただ無邪気な前衛というわけではなくて、『さかのぼる』において、自らの国のルーツに向かっていく手段になってさえいる。2017/04/04

1
読売文学賞に選ばれたと知って、興味を持って買った本。アメリカにいながら日本の詩の研究をして、日本語で詩を書いたという著者の「日本語のうまさ」に感動したわけではない。日本語と英語の間、まさに日付変更線の上で書かれたような言葉のスリルにドキドキした。使われている言葉は平易で、骨太で、無駄がない。でも、私とあなたの間には別々になりえない、死に直結する連続した何かが存在しているというものすごく根源的で難しいことを読みやすく書いてあって、そこがすごいと思った。2017/03/12

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