内容説明
本書は、官能検査の初心者に対し、理屈抜きで官能検査が出来るよう心がけて書いた。
目次
1 官能検査概論
2 パネルの選定と管理・運営
3 官能検査の方法および解析法
4 呈味物質の定量的測定
5 「うま味」の独立性の評価
6 蓄積データの解析による新知見
7 官能検査の実施に当たって
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和彦有住
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電子化済み2020/06/06
きなこもち
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続編の各所に「本書を参照せよ」と書いてあったので読んでみた。続編ではPCを用いた分析に触れられていたが、こちらは地道な数式のみ。「まずは官能検査の正しいデータの取り方を学び、そして統計学の基礎を理解してからコンピューターを使いこなしてほしい」とあるが、PCで何を計算しているかわからず基礎を学ぶことにした自分としては強く共感した。官能評価の試験計画から解析まで、事例を用いて紹介しているので、仕事で使う方はタメになると思う。まずは真似しながら実践してみる、を繰り返し経験積むことが官能評価の成功の秘訣だそう。2020/04/28