リバタリアニズムを問い直す―右派/左派対立の先へ

個数:
  • ポイントキャンペーン

リバタリアニズムを問い直す―右派/左派対立の先へ

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月04日 12時49分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779511561
  • Cコード C3032

出版社内容情報

自由主義経済の擁護か再分配か。右派左派に引き裂かれたリバタリアニズムの議論状況を整理し、「自由」とは何かを根底から問う。

はじめに――リバタリアニズムの状況から



第一章 リバタリアニズムの自画像を描きなおす

      ――国家規模論から分配原理論へ



第二章 リバタリアニズムと正当化根拠



第三章 自己所有権と「リバタリアニズムの人間観」



第四章 自己所有権と自由

      ――干渉の欠如から、自己所有権に形態を規定された自由へ



第五章 リバタリアニズムと分配原理

      ――「中道リバタリアニズム」への道案内



おわりに



参考文献

索引

福原 明雄[フクハラ アキオ]
首都大学東京都市教養学部法学系卒。首都大学東京大学院社会科学研究科法学政治学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。2017年4月より津田塾大学総合政策学部非常勤講師など。主要著作「リバタリアニズムの原理的再編成に向けての一試論(一)(二・完)」(『法学会雑誌』第52巻第2号,第53巻第1号,2012),「『自己所有権』論再訪序説―その基礎づけと人格観―」(仲正昌樹編『「法」における「主体」の問題』,御茶の水書房,2013)ほか。

内容説明

自由主義経済の擁護か平等主義的な再分配政策か。右派左派に引き裂かれたリバタリアニズムの議論状況を整理し、擁護されるべき「自由」とは何かを根底から問い直す。

目次

はじめに―リバタリアニズムの状況から
第1章 リバタリアニズムの自画像を描き直す―国家規模論から分配原理論へ
第2章 リバタリアニズムと正当化根拠
第3章 自己所有権と「リバタリアニズムの人間観」
第4章 自己所有権と自由―干渉の欠如から、自己所有権に形態を規定された自由へ
第5章 リバタリアニズムと分配原理―「中道リバタリアニズム」への道案内

著者等紹介

福原明雄[フクハラアキオ]
1985年愛知県生まれ。2009年首都大学東京都市教養学部法学系卒。2015年首都大学東京大学院社会科学研究科法学政治学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。2017年4月より津田塾大学総合政策学部非常勤講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すずき

1
内部に多様な主張を含むリバタリアニズム(以下L)を自己所有権という核に注目しながら整理した後、カント的原理を軸とした自然権的L、かつ充分主義的原理をLの正当化根拠内部から基礎づけた中道Lを擁護。正当化根拠に注目しながら理論内在的に導ける政治構想を探る姿勢は良い。ただ他説の批判はなかなか鋭い一方で肝心のカント的原理の擁護は根拠が直観に寄り過ぎだし、全体的にLを擁護する「なら」この根拠という書き方になっていて、L以外の原理との対抗になっていない感じはする(ex帰結主義的Lは斥けても帰結主義は斥けられていない)2019/02/12

kuro_23

0
これまでのリバタリアニズムにおける議論を踏まえて、中道リバタリアニズムを提唱する著者の博士論文の書籍化。こういう議論を自分の専門分野でやりたいなあというのが長年の願望なんだけど、忙しさにかまけてできてない。ちょっとやる気をもらえた本。2017/09/04

inu

0
類書とは異なる観点からリバタリアニズムを論じており面白かった。しかし、既存の諸説の批判はキレキレながら、自説を論証する段には批判ほどのキレはなく消化不良感があった。2020/10/19

水海 瞬

0
自分が感覚的に使用してた”リバタリアニズム”という考え方を深く掘り下げている。2020/09/26

Votoms

0
是非はどうあれ、面白い一冊だと思う。昨今のリバタリアニズムに関するテンプレートな議論に食傷気味だった私には、結構新鮮味のある議論だった。基礎付が甘く見えるが、今後の議論の深化に期待したい。2019/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11656882
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品