出版社内容情報
自由主義経済の擁護か再分配か。右派左派に引き裂かれたリバタリアニズムの議論状況を整理し、「自由」とは何かを根底から問う。
はじめに――リバタリアニズムの状況から
第一章 リバタリアニズムの自画像を描きなおす
――国家規模論から分配原理論へ
第二章 リバタリアニズムと正当化根拠
第三章 自己所有権と「リバタリアニズムの人間観」
第四章 自己所有権と自由
――干渉の欠如から、自己所有権に形態を規定された自由へ
第五章 リバタリアニズムと分配原理
――「中道リバタリアニズム」への道案内
おわりに
参考文献
索引
福原 明雄[フクハラ アキオ]
首都大学東京都市教養学部法学系卒。首都大学東京大学院社会科学研究科法学政治学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。2017年4月より津田塾大学総合政策学部非常勤講師など。主要著作「リバタリアニズムの原理的再編成に向けての一試論(一)(二・完)」(『法学会雑誌』第52巻第2号,第53巻第1号,2012),「『自己所有権』論再訪序説―その基礎づけと人格観―」(仲正昌樹編『「法」における「主体」の問題』,御茶の水書房,2013)ほか。
内容説明
自由主義経済の擁護か平等主義的な再分配政策か。右派左派に引き裂かれたリバタリアニズムの議論状況を整理し、擁護されるべき「自由」とは何かを根底から問い直す。
目次
はじめに―リバタリアニズムの状況から
第1章 リバタリアニズムの自画像を描き直す―国家規模論から分配原理論へ
第2章 リバタリアニズムと正当化根拠
第3章 自己所有権と「リバタリアニズムの人間観」
第4章 自己所有権と自由―干渉の欠如から、自己所有権に形態を規定された自由へ
第5章 リバタリアニズムと分配原理―「中道リバタリアニズム」への道案内
著者等紹介
福原明雄[フクハラアキオ]
1985年愛知県生まれ。2009年首都大学東京都市教養学部法学系卒。2015年首都大学東京大学院社会科学研究科法学政治学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。2017年4月より津田塾大学総合政策学部非常勤講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すずき
kuro_23
inu
水海 瞬
Votoms
-
- 電子書籍
- 横山ひろと初期短編集 ビッグコミックス