出版社内容情報
これだけは知っておきたい!日本の芸能・日本の物語!
日本人は海外の文化を巧みに取り入れ、独特の文化を作り出した。これは、歌舞音曲に限らず美術工芸などにも言えることだ。外国の文化をいち早く吸収し新しい文化を生み出した日本人。天皇や和服や和式便所で日本を語るのではなく、豊かな四季のある国の生活から得た「日本らしさ」や「伝統」などこそ文化であるとしたい。そんな日本の文化を「芸能」と「物語」を軸に「通史」として考える。
内容説明
芸能史と物語から日本文化を捉え、「日本人とは何か」を考える!戦後、日本人は再び、平和と新たに人権を得た。美味しいものを食べる、お洒落する、歌う、恋する、自由を得た。平和と自由、そのもとで楽しく生きる。それが日本人なのではないか。
目次
第1章 日本文化史(日本演劇史;日本音楽史;大衆芸能史)
第2章 日本の物語(神話;古典文学;おとぎ話・昔話;忠臣蔵;歌舞伎の名作)
第3章 講談・小説・漫画が原作のヒーローたち(剣豪の活躍;侠客伝―アウトローのヒーローたち ほか)
第4章 現代日本人論(アニメ―技術とストーリー、キャラクター;世界に発信する映画;怪獣;日本人はおいしいものが大好き)
著者等紹介
稲田和浩[イナダカズヒロ]
東京都出身。作家、演芸作家(浪曲・落語・講談・漫才の台本、新内・長唄・琵琶・その他現代邦楽の作詞、演劇の脚本、演出)、演芸評論家など。日本脚本家連盟演芸部副部長(2024年3月現在)、文京学院大学外国語学部非常勤講師(日本文化論、芸術学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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