出版社内容情報
親と子、家庭と社会という人間にとって永遠の課題を、施設で暮らすことになった子どもたちが生きたことばで語る迫真の作文集。三大紙、各民放テレビ、婦人誌、教育誌などで紹介された感動の書。秋山ちえ子、一番ヶ瀬康子、羽仁説子、樋口恵子、水上勉ら各界の人々が推薦。
泣きました、感動しました、何とかしなけりゃと思いました。この本が出たのが昭和50年。それから子どもを取り巻く状況が果たしてどれだけ変わっているのでしょう?実は、何にも変わってないのではないでしょうか。子どもたちが『泣かなくても』いいようなそんな時代になればこの本もその役目は終えるはずです。それまでは亜紀書房はこの本を出しつづけます。