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内容説明
サーサーン朝ペルシャの美術を継承し、9世紀にギリシャの科学文献の挿絵として始まったペルシャ細密画。13世紀にはモンゴル人の侵略により中国美術の影響も受けるなど、数多くの民族の侵入と文化交流により発展した。ゾロアスター教からイスラム教へと続く独特の文化が凝縮された作品、厳選75点を掲載。
目次
第1章 イラン世界の歴史と細密画(歴史的イラン世界;高度なイラン文明を築いてきた時代(BC六世紀頃~AD七世紀頃) ほか)
第2章 ペルシャ細密画を訪ねて(イラン、ウズベキスタンのバス旅行;ペルシャ細密画とは? ほか)
第3章 ペルシャ細密画に描かれたテーマ(イランの古典文学;アラブの古典文学 ほか)
第4章 ペルシャ細密画の発展の歴史(バグダッド派細密画;タブリーズ派細密画 ほか)
著者等紹介
浅原昌明[アサハラマサアキ]
1941年大阪市生まれ。1964年大阪府立大学経済学部卒業。同年松下電器産業株式会社入社。1979年同社のインドの子会社に出向。インドの細密画に初めて出合い魅了される。定年退職後、細密画研究のためインド、ペルシャの美術館・博物館や、それらが描かれた宮殿跡等を訪れる。市井の研究者ながら細密画に描かれた歴史・文化・宗教等を、多くの人々に紹介する活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。