内容説明
簡単には治らない。でも、ともに生きることはできる!ウツの人は、何をしてほしくて、何をしてほしくないのか?結婚、妊娠をきっかけとして境界性人格障害、双極性気分障害(ソウウツ病)をわずらった著者が伝えたい本当のこと。ウツに苦しむ人、そしてその家族や周囲の人に贈る、ささやかな処方箋。
目次
他人のことを尊重してあげて
本当に手助けが必要な人を見逃さないで
その一言が傷つけているよ
夫は妻を助ける存在でなくてはダメ
離婚をすすめてあげるのも周囲の役目
がんばっている人をねぎらってあげて
様子が変ならすぐに病院へ連れてって
一日中寝込むのがウツ、一日中動き続けるのがソウ
ウツよりもソウのほうが危ない
大ウツと小ウツの違いをわかってあげよう〔ほか〕
著者等紹介
英陽子[ハナブサヨウコ]
1961年神奈川県横須賀市出身。明治大学短期大学法律科卒業。本州四国連絡橋公団に就職するが体調を崩して退職。病気療養中に育児・家事をしながら放送大学を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aloha0307
3
こんなにも酷い夫と姑をはじめとした家族環境...現代であれば”発言小町(読売新聞サイト)”では即日炎上してしまうような状況ではUに陥って当然ですよ。 当時ではこんな状況そこかしこにあったんだろうな。 加えて美人でいらしたから、周囲からの不自然なふるまいにも対峙しなければならなかった。 文章のそこかしこにかんじられる優しく&繊細な英さんの感性...とても好きです。2014/04/27
月
0
当事者の文章。荒削りながら、やさしく訴えてくる。心療内科が流行りという今、本物のウツ?は、精神科の領域なのか。2015/03/25
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