内容説明
平成元年1月、マーク堀越vs高橋ナオト。後に後楽園ホールの伝説と呼ばれたこの試合が変えた何人もの人間の運命。元日本チャンピオンと売れっ子漫画家が見た夢。10年後、約束のリングで味わったそれぞれの「天国」と「地獄」。
目次
第1章 伝説の試合とはじめの一歩
第2章 負け犬と日本一厳しいジム
第3章 始まりと終わり
第4章 会長はなにをすべきか
第5章 10年目の世界戦
第6章 敗者の誇り
著者等紹介
高橋直人[タカハシナオト]
1968年11月17日、東京都調布市生まれ。高校時代、17歳のときにアベジムから高校生ボクサーとしてプロデビュー。その年の全日本新人王に輝く。1987年、今里光男を破り日本バンタム級チャンピオンに輝く。1989年にはマーク堀越に勝利を収め、日本J.フェザー級のタイトルを獲得し2階級制覇の偉業を達成した。必殺のカウンターを武器に敗色濃厚の試合を何度も逆転、後楽園ホールに詰め掛けた観衆を狂喜乱舞させた伝説のボクサー。現在は東京・綾瀬でJBスポーツクラブ会長を務める
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