内容説明
本書では有効ファクターとして四半期成長率をベースに、出来高や年成長率などを考慮して有望銘柄を探します。株式投資にはさまざまな指標(ファクター)が存在します。「低PERのものほど割安」「ROEが高いほどよい」などといわれますが、実際はどうなのか。これらを検証するのが、機関投資家が用いる「5分位分析」です。つまり5分位分析は、システムトレードでいうバックテストのようなもの。本書では主要なファクターの調査結果を提示し、なぜ四半期成長率を使うのかも明確にします。
目次
1 基礎編(なぜ、株式投資は上手くいかないのか?;私の投資ルーティン;成長率のファクター;チャートの波動;ポジションと資金の管理)
2 実践編(実際の売買履歴)
著者等紹介
結喜たろう[ユウキタロウ]
(株)山幸投資事業部代表、一級建築士。東京都立大学大学院工学研究科修了。モノづくりに興味を覚え大学では建築学を専攻。建築設計事務所勤務を経て独立。不況で廃業寸前まで追い込まれるが、趣味で続けていた投資が、経営の立て直しに功を奏す。現在、空間建築デザイン業務と並行し、個別株を中心にさまざまな資産運用の実践に努めている
北山広京[キタヤマヒロキ]
日本証券アナスリト協会検定会員。大手運用会社にてクオンツ責任者として勤務。株式ポートフォリオ、アセットアロケーションなど多数の運用モデルを開発し運用を行う。運用系システムはデータベース構築から最適化まで、すべて自作することをモットーとする。自身では、個人向けクオンツ情報提供システムの開発に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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