内容説明
仕事は成功しているのに心は満たされない―。ダナの人生には、夫と子どもが欠けているのだ。祖父母の家を訪ねた際に参列した結婚式は、希望に満ちた感動的なものだった。いつになったら自分にぴったりの相手とめぐり合えるのだろう。もし一生会えなかったらどうなってしまうのか…。ディアドラ・マーティンの『期間限定の恋愛』ほか、ウエディング業界で働くヒロインを描いたクリスティ・リッジウェイの『臆病な恋人』、パリを舞台にしたローラ・フローランドの『パリと憧れとチョコレート』を収録した「結婚」がテーマのアンソロジー。
著者等紹介
マーティン,ディアドラ[マーティン,ディアドラ] [Martin,Deirdre]
夫とともにニューヨーク州のイサカで暮らす。ニューヨークタイムズのベストセラー作家
リッジウェイ,クリスティ[リッジウェイ,クリスティ] [Ridgway,Christie]
USAトゥデイのベストセラー作家。RITA賞に五回ノミネートされる。夫とふたりの息子と暮らしている
フローランド,ローラ[フローランド,ローラ] [Florand,Laura]
バックパックを背負って世界中を回っているとき、フランス人の男性と出会って結婚する。チョコレート職人を主人公にした長編小説を発表
美島幸[ミシマミユキ]
実務・出版翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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める
1
『パリと憧れとチョコレート』が一番すき。ヒロインの隠し事も嘘も全部筒抜け(これは他人事ながら恥ずかしい!)。一枚上手なヒーローでした。2013/06/25
りり
0
【期間限定の恋愛】★★★★☆孫娘のためにあれこれ策を練ってたモリーおばあちゃんとアデルおばあちゃんが可愛い。幸せな老夫婦が出てくる物語はいいわぁ。ユダヤ人のH/H【臆病な恋人】★★★☆☆凄くヒロイン思いで優しいヒーローなんだけどなにか違う気がする。ヒーローの過去は後付けぽい。「プリンセス〜」を読んで気になってた作家でちょうどよかった(コメント欄へ)2015/05/25
くろうさぎ
0
コンテンポラリー。結婚にまつわる短編三つ。軽くて読みやすい。ヒロインが吹っ切れるかが問題なのかなぁ・・・・?2013/06/30
みぃ
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★★★☆☆ 可もなく不可もなくといった感じ…(笑)コンテンポラリー&アンソロジーという私にとっては読みやすい作品でした。でもなんとなく物足りないかも。2013/06/19