• ポイントキャンペーン

ユーラシア・ブックレット
ロシアの人口問題―人が減りつづける社会

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864590105
  • NDC分類 334.338
  • Cコード C0336

内容説明

世界に例を見ない動きを見せるロシアの人口。その特殊性を実証的に論じロシア社会の今後を見通す。

目次

1 人口減少社会ロシア―ソ連崩壊後の現状(連邦解体と出生率・死亡率の激変;体制移行のショックと旧社会主義諸国の経験)
2 ソ連の人口動態―低出生・高死亡率社会ソ連(ソ連の人口政策;死亡率の高止まり)
3 新生ロシア人口動態の背景(なぜ出生が減少するのか?;なぜ死亡が拡大するのか? ほか)
4 2000年代の人口政策(出生奨励策の導入;人口学的解釈 ほか)
5 人口減少は止まるか?―まとめにかえて(ジェンダーと少子化;人口学的運命論)

著者等紹介

雲和広[クモカズヒロ]
1969年4月4日大阪生まれ。1992年8月~1993年6月ロシア国立プーシキンロシア語大学実用ロシア語課程。1994年3月大阪外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。1999年3月京都大学大学院経済学研究科博士後期課程学修認定退学。1999年4月香川大学経済学部専任講師・翌年同助教授を経て2004年4月より一橋大学経済研究所米・欧・ロシア経済研究部門助教授、2007年4月同准教授(職名変更)(現職)。博士(経済学、京都大学、2003年)。2004年3月~2006年4月世界銀行コンサルタント。2007年11月~2008年8月英国バーミンガム大学ロシア東欧研究センター客員研究員。専門はソ連・ロシア経済論、ソ連並びにロシアの人口論・移民論・経済地理および都市・地域経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

O. M.

0
ロシアの人口動態を、幅広い統計を引用して真面目に論説しています。まず私、最近のロシアは経済が順調で、人口も伸びていると勝手に誤認していたのですが、日本以上に急速な人口減少が顕在化しているという事実に驚きました。出生率が日本以上に低く、死亡率が異常に高いんですね。死亡率が高い一因はウォッカの飲みすぎとか。。さて、本書の内容はまた、ロシアに興味が無くとも、広く人口問題に興味がある方が統計データを扱うにあたっての一例として参考になるかもしれませんね。2014/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4338582
  • ご注意事項

最近チェックした商品