英語教育のパラダイムシフト―小学校英語の充実に向けて

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英語教育のパラダイムシフト―小学校英語の充実に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784775402535
  • NDC分類 375.893
  • Cコード C3037

出版社内容情報

本書は、小学校英語教育の充実に向けた英語教育改革の進め方に関する、示唆に富む提言をまとめたもの。
主として小学校の教員や中学校の英語教員を目指す学生・大学院生を主たる対象として執筆したが、
既に小学校・中学校の教壇に立つ教員や指導主事などの立場にある方々にも是非読んでいただきたい。

プロローグ 
第1章 英語教育の方向性と今後の課題
1.1 わが国の英語教育の方向性と課題 
1.2 海外の外国語(英語)教育の現状と課題 
1.3 授業は英語で行うということの意味
1.4 日本人は英語ができないという俗説 
1.5 英語ユーザを英語教育の中心に 
第2章 英語教育のパラダイムシフト
2.1 英語授業を社会的、対人的なコミュニケーションの場に 
2.2 尋問型対話からの脱却 
2.3 慣習的プレハブ表現へのパラダイムシフト 
2.4 聞き手の果たす役割の重視
2.5 形式習得主義から目的達成主義へのパラダイムシフト 
2.6 情報伝達機能への偏重からの脱却 
第3章 英語会話の構成と展開
3.1 会話はどう運ぶのか 
3.2 会話の切り出しと幕引きの前触れ表現 
3.3 相づちと語用標識の機能 
3.4 日英語会話での呼びかけ方の違い 
3.5 間投詞‘Ah’ と‘Oh’ の語用論的機能 
3.6 Yes-No 疑問文に対する応答のパターン 
3.7 コード・ミキシングとトランスランゲジングの役割
第4章 英語が使える児童・生徒を育てるために
4.1 前向きな英語表現を使ったコミュニケーション活動
4.2 あいさつ表現“How are you?”の応答として“I’m hungry.”は適切か
4.3 信号コミュニケーション・モデルの限界 
4.4 話し手(書き手)の意味・意図の解釈力 
4.5  意味解釈における「発話されたこと(what-is-said)」の限界性と重要な役割 
4.6 教室で求められる英語コミュニケーション能力 
4.7 内容シラバスと過程シラバスで英語が使える能力を育てる 
エピローグ 
参考文献 
索 引 

コラム 「会話の組み立て」を意識したやり取り演習
(1)切り出しと幕引き(Opening and closing) 
(2)ほめる、受け入れる(Giving and accepting compliments) 
(3)ほめる、受け入れる(Giving and accepting compliments) 
(4)手渡す(Handing someone something) 
(5)切り出し(Opening) 
(6)応じる(Responding) 
(7)同情する(Sympathizing) 
(8)激励する(Encouraging)
(9)切り出し(Opening) 
(10)心配する(Worrying) 
(11)許可を求める(Getting permissions) 
(12)注意する(Warning) 
(13)質問する(Asking questions) 
(14)聞き返す(Asking back)
(15)聞き返す(Asking back) 
(16)修復する(Repairing) 
(17)確認する(Confirming) 
(18)意見を求める(Asking for opinions) 
(19)話題を提供する(Introducing a new topic) 
(20)助言(援助)を求める(Asking for help) 
(21)理解状況を伝える(Expressing understandings) 
(22)理由をたずねる(Asking for reasons) 
(23)意見を述べる(Expressing opinions) 
(24)提案する(Proposing) 
(25)感想をたずねる(Asking for impressions) 

資料
資料1: 言語機能(Functions)に対応した慣習的プレハブ英語表現バンク(隣接応答ペア)
資料2:児童・生徒のための教室活用慣習的プレハブ英語表現バンク 
資料3-1:新学習指導要領(小学校・外国語活動) 
資料3-2:新学習指導要領(小学校・外国語科)
資料3-3:新学習指導要領(中学校・外国語科)

村端 五郎[ムラハタゴロウ]
著・文・その他

内容説明

まずは英語の授業自体をコミュニケーションの場に変えていくべきだ!私たちが目指すべきは、「教室で求められる英語コミュニケーション能力」を如何にして児童・生徒に身につけさせるか、そして彼らを英語ユーザに育て上げることである!

目次

第1章 英語教育の方向性と今後の課題(わが国の英語教育の方向性と課題;海外の外国語(英語)教育の現状と課題 ほか)
第2章 英語教育のパラダイムシフト(英語授業を社会的、対人的なコミュニケーションの場に;尋問型対話からの脱却 ほか)
第3章 英語会話の構成と展開(会話はどう運ぶのか;会話の切り出しと幕引きの前触れ表現 ほか)
第4章 英語が使える児童・生徒を育てるために(前向きな英語表現を使ったコミュニケーション活動;あいさつ表現“How are you?”の応答として“I’m hungry.”は適切か ほか)

著者等紹介

村端五郎[ムラハタゴロウ]
宮崎大学教授、高知大学名誉教授。1956年北海道生まれ。兵庫教育大学大学院修了(教育学修士)。公立中学高等学校教諭、北海道教育大学(岩見沢校助教授)、高知大学(人文学部教授)、武庫川女子大学(文学部教授・アメリカ分校MFWI(ワシントン州・スポケーン市)執行副学長)を経て現職。専門は、応用英語学、英語教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。