アメリカ古典大衆小説コレクション<br> ジャングル

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アメリカ古典大衆小説コレクション
ジャングル

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  • サイズ B6判/ページ数 559p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784775400340
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

一人の新進作家がシカゴの非衛生きわまる食肉業界の実態を告発し、これに驚愕した時の大統領セオドア・ローズヴェルトは純正食品医薬品法を成立させた!アメリカの歴史を変えた1906年出版のベストセラーの全訳!“パッキング・タウン”の劣悪な労働条件のもとで働くことを余儀なくされたリトアニア系移民一家の幻滅と絶望は、ジャングルと化した共和国アメリカの現実を浮き彫りにしている。

著者等紹介

シンクレア,アプトン[シンクレア,アプトン][Sinclair,Upton Beall]
1878~1968。アメリカの小説家、ジャーナリスト。メリーランド州ボルティモア生まれ。ニューヨーク市立大学、コロンビア大学に学び、Springtime and Harvest(1901)で本格的な文筆生活に。1905年に社会主義新聞Appeal to Reasonに連載した、アメリカ食肉産業の独占と腐敗を暴露する小説The Jungleが、翌年単行本化されてセンセーションを巻き起こす。同書の出版を契機にして、大統領セオドア・ローズヴェルトは本格的な実情調査に乗り出し、純正食品医薬品法を成立させる。一躍有名作家となったシンクレアは、その後も精力的な執筆活動を続け、小説、戯曲、評論、自伝などさまざまなジャンルで数多くの作品を残す一方、社会活動家としてカリフォルニア知事選に出馬するなど八面六臂の活躍をする。小説家としてはKing Coal(1917)。Oil!(1927)、Boston(1928)などのほか、ラニー・バッドを主人公とする『世界の終わり』シリーズ全11巻(1940~53)で知られる。同シリーズの第三作Dragon’s Teeth(1942)はピューリツァー賞を受賞。日本でも早くから主要な作品が翻訳紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

129
食肉処理工場の過酷な労働条件、杜撰な衛生管理、利益を上げるための誤魔化し。移民をほぼ根こそぎ喰らい尽くすシカゴのパッキングタウン。老人、子供、女、弱いものから死んでゆく。労働者の権利に気づいたら、排除される。これではゾラの「ジェルミナル」ではないかと思ったら、コナン・ドイルが作者のシンクレアをアメリカのゾラと呼んでいたらしい。セオドアルーズベルトに行動も取らせ、チャーチルをも刺激した社会派小説。一昨年に訪れたNYでのミートパッキングエリアの雰囲気を思い出した。今は一番ホットらしいが…、皮肉なものだ。2017/01/17

NAO

46
20世紀初頭のアメリカの深刻な社会問題を描いた自然主義小説であり、暴露小説である。移民たちが行きついた先のシカゴは独占的な食肉加工品の一大工業地帯で、そこではありとあらゆる社会悪がはびこっている。劣悪な労働条件の中でも人々は生きていくために工場主の言いなりになって奴隷のように働くしかなく、病気や怪我で病院に入院すれば、おぞましい加工食品の人体モルモットとなる。独占企業であるために起こる腐敗の闇は暗黒のジャングルを思わせるが、こういった加工品を平気で売ることができる人の精神状態は、どうなっているのだろう。2016/02/25

タケチョ

1
本書はプロパガンダ小説と呼ばれていて、確かにそれは否定できないけれど、実際にはそうした名称が与える教条的なイメージとは裏腹に、登場人物たちが文字通り命をかけて生き抜こうとする姿に強く胸を打たれた。今の時代に読む価値は十分あるんじゃないのかな。2021/03/17

KUMAGAI NAOCO

1
前田河廣一郎氏の翻訳本を読んだが、プロレタリア文学に触れるなら、蟹工船よりもこの本を読むべきだと実感した。それほど、資本主義が進んだアメリカで、主人公達(非アンドロサクソンの移民)に対する劣悪極まりない待遇の数々は悲劇の連続としか思えないし、この本を読むとしばらく肉を食べたくなくなるという翻訳家の話はその通りだと思った。でも、だからといって社会主義に偏ることも、ソ連や東ドイツの先を知る私たちは、何ともやりきれない気持ちになる。2013/06/10

retro

1
スラブ系移民の目で見た20世紀初頭のシカゴ。利潤を最優先する企業トラストの巨悪、読むのをためらうくらいにあまりにも不潔で不衛生な食品加工の実態、無慈悲に徹底的に搾取される移民労働者について、扇情的ともいえる筆致での告発と暴露が続きます。主人公が働く肥料工場の異臭と粉塵のすさまじさに、息苦しくなる程でした。2009/10/27

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