出版社内容情報
基本からハイレベルな知識までやさしく解説してあるので、実は免疫学が苦手で・・・という方にもお薦めです。病院や医院の待合室におきたい1冊。
内容説明
免疫っていったいなに?アレルギーってどうしてなるの?がんも免疫で治るの?ぼくと猫が目撃する免疫のふしぎのお話。世界で活躍する日本免疫学会の先生が書きました。
目次
第1部 免疫のはなし(そもそも免疫とは;免疫のきほんてきしくみ;免疫細胞がつくられる場所とはたらく場所)
第2部 病気のはなし(感染症とたたかう免疫;免疫が引きおこす自己免疫病;アレルギーも免疫反応;免疫でがんを治せるか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちもちかめ
11
図書館子どもの本コーナーで見つけて読んだのですが、マジモンの免疫学会発行とのことです。子どもの頃こういう難しい本を読んで、わかったようなわからないような気になり、でも読んだし!ってなってまして。大人になっても同じでした。トホホ2022/04/21
のんタコス
9
日本免疫学会の編集。絵本ですが内容は子供から大人まで免疫学を学べる濃いぃ内容。イラストと優しい言葉使いでとても分かりやすい。この本を読み始めてすぐ本庶佑先生がノーベル医学生理学賞を受賞され免疫学が一躍脚光を浴びた。この本にも、癌治療法の事が載っているが、数十年後にはアレルギー、リウマチ、エイズに対しても免疫療法が発見されるのが期待される。 免疫学は何度読んでもアメージング。面白い〜〜2018/10/06
サラサラココ
4
カラーイラストたくさん。こどもが、「ワクチンはヴァクシンともいうんだってー」、「ということは、コロナの予防接種はコロナの弱いのを注射してるってことかあ」などとつぶやきながら読んでいた。2021/10/07
うろたんし
4
わかりやすくておもしろかった。抗体の多様性をパズルにして描いていたのが印象的。2016/12/26
さえ
1
免疫のしくみがなかなか覚えられないので、図書館で借りて読んでみました。対象が「小学生から大人まで」というだけあって、とてもわかりやすい説明で、免疫への苦手意識が軽減されました。「ぼくと猫」のイラストは、やさしい雰囲気の中にも、ちょっと笑えるところがあり、とても楽しく読めました。まずは、登場人物(各免疫細胞)から覚えていきたいと思います。2015/04/28