出版社内容情報
中学生、高校生のうちに一度は読んでおきたい
6人の文豪たちの最後の傑作
なぜ彼らが文豪と呼ばれるのかがわかる名作小説アンソロジー
《収録作品》
芥川 龍之介『歯車』
太宰 治『グッド・バイ』
梶井 基次郎『のんきな患者』
中島 敦『李陵』
夢野 久作『女抗主』
泉 鏡花『縷紅新草』
生涯を読み解く個人年表、代表作紹介、人物相関図、ゆかりの地など
文豪たちの仕事と人物像がわかるガイドも充実。
内容説明
数々の名作を遺した文豪たちの最後の傑作を読む!なぜ彼らが文豪と呼ばれるのかがわかる傑作小説アンソロジー。それぞれの生涯を読み解く年表/代表作紹介/人物相関図/ゆかりの地など。文豪の仕事と人間像がわかるガイド付き!
目次
1 芥川龍之介
2 太宰治
3 梶井基次郎
4 中島敦
5 夢野久作
6 泉鏡花
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
71
芥川龍之介、太宰治、梶井基次郎、中島敦、夢野久作、泉鏡花の遺作が並ぶ。それぞれ死の事情は違うし、年齢も違う。これが遺作になると思いもしなかった方が多いのではないだろうか。だから、それぞれの作家にとっての傑作とは言い難い。ただ、自殺に向かう精神的な衰弱や、病気による衰弱は、読み取れなくもなく、山田風太郎「人間臨終図鑑」を思い出していた。2024/08/27
茜
45
図書館のお勧めのコーナーで目が止まった本です。表紙は多分、芥川 龍之介でしょうか?梶井基次郎氏と中島敦氏は恥ずかしながら知りませんでした。各人が最後に書き上げた遺稿がアンソロジーで読めるのはちょっとした贅沢ではないでしょうか?どの作品も甲乙つけ難いのですが、私はこの中では中島敦氏の『李陵』が良かったです。また、各人のゆかりの地や行きつけの店なども掲載されていて面白かったです。いつかそれらのゆかりの地や行きつけの店に行ってみたいものです。2024/08/28
田中峰和
8
自殺の妄念に取り付かれていた芥川龍之介は、最後の作品でも自死に取り付かれていた。「歯車」が回転するごとに死が近づいていることを実感して、睡眠薬の助けがないと眠れない。姉の夫の自死も影響していたのだろう。心中を重ねて最後に、3度目にようやく死ぬことができた太宰治。モテすぎて女と別れられない男に自己投影したのが「グッド・バイ」。美人過ぎる妻を見せれば愛人たちは別れてくれると判断したが、頼んだ美人が悪かった。腕力自慢の美人は男を脅して金をたかることばかり考える。絶筆で終了するが、喜劇の中で死んだ太宰は幸福。2026/04/13
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