内容説明
20年にわたってP‐FUNKを取材してきた著者による世界ではじめてにして唯一の書。最も偉大な一派の軌跡と全貌をアルバム解説とともに解明。ディスコグラフィー、サンプリング・リストなどのデータ満載。
目次
1 Pファンクとは何か
2 Pファンクの歴史とアルバム(ザ・パーラメンツ;ファンカデリック名義時代;パーラメント/ファンカデリックの全盛期;緩やかな失速;財政難を乗り越えての再起;復活、そして日本での全盛期;ロックの殿堂―現在)
3 Pファンク・データ集
著者等紹介
河地依子[カワチヨリコ]
1959年東京生まれ。1982年よりフリー・ライターとして、主に米国のファンク、ソウル、R&B、ヒップホップについて音楽誌、書籍などに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1959のコールマン
47
☆5。読みにくいと友人に言われたが、そうでもなかった。一気読み出来た。ぐちゃぐちゃになりがちなお題をよくぞここまで纏めてくれたことに感謝。まあ、重度のP-FUNKフリークにとっては不満点も問題点も無くはないだろうが、現時点で、日本語で書かれているP-FUNKの音楽研究本、資料本の決定版と言えるだろう。まず、P-FUNKの歴史が、結成以前の床屋時代から2011年時点まで詳細に記載。これだけでもかなり価値がある。さらに、P-FUNK関連人物は沢山出てくるはずだが、取り上げるテーマ、2023/10/24
ゆうきなかもと
4
一気に読み終えた。面白い。 しかし、1995年発売の"Dope Dogs"というアルバムのディスクレビューがなかったのが残念。読み終えて、やっぱり天才は多作なんだと感じた。2017/11/04
神の味噌汁
2
図書館本。P-funkって結構WEST系統初めHiphopのネタとして色々聞いてきたつもりでGerogeのソロやもちろん名作と言われる物や言われて無い物まで聞いてTokyoJazzなんか知ったかで見てましたが歴史的な面やメンバーの細かい歴史とか聞いたら知らない事だらけでした。P-Funkの教科書としてオススメ出来るレベル。読みにくいってのはあるけど。この本は買うことにしました。ありがとうございます。2022/06/07
tanigon
0
ジョージクリントンの研究書ではなく、P-FUNKの人たちの研究。結局はクロニクル的な内容に終止してしまってはいるけれども、深く知るため、もしくはこれを入り口にするためにはとても良い本だと思う。2012/04/24
いちろうじゅん
0
P-FUNKを知るための決定版。大所帯すぎて名前を覚えられない。2012/03/07