内容説明
弓塚ゼロの運命の敵、最強最悪の吸血鬼「因果艦隊」が到来し、六分儀市は血風渦巻く修羅の巷と化す。街中に戦艦が出現し、空には要塞が浮かび、建物は次々と炎をあげる。ゼロは崩れゆく街のなか、仲間たちと共に最終決戦へと赴く。彼我の戦力比は十二億対一。この絶望的な戦いに勝利するためには、ある犠牲が必要だった…。
著者等紹介
齋藤高吉[サイトウタカヨシ]
ゲーム開発を行う秘密結社、冒険企画局に所属するゲームデザイナー。徳島県出身。アナログゲーム、コンシューマゲームの開発に広く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
warimachi
1
リプレイとしてとても面白かった。ドラマチックだし、複雑なルールを活かして戦う様は知的な興奮がある。『ハンターズ・ムーン』の方はさすがに釈然としないものがあったが、これならプレイしたいという気にもなる。2018/09/18
知識万歳
0
妄言が妄言を呼び、言いっぱなしの実像と虚構の間をダイス目が行ったり来たりしたシリーズがいよいよ大詰め。途中でなんか神めいたものになったような気もしたが、ゼロはやっぱりゼロだったw 第一巻ラストの「僕は、本物になったんだ」のセリフが、今また味わい深いものとなって脳裏に蘇りました。大変素晴らしい最終巻、素晴らしいエンディングでございました。2013/02/08
しょう
0
妄言が空中分解すれすれなアクロバット飛行の末見事着地。2013/01/26
ネオおしりいぬ
0
プレイヤーの妄言をちゃんとひろう良いゲームマスターと、シナリオ構造が一本化されたシステムによるゲームのストーリーのとりあえず終わる強さが見れる良いシリーズだったと思います。2012/12/08
如月(鶴)
0
実に文句のつけようがない大ファンタジー妄言の最終回。ゼロの言葉から始まった「論理空軍」を巡る「因果艦隊」とのラストバトル。最初はバラバラだった個性派PC達が仲間として終わりへ向かっていく様にはグッと来るものがある。相変わらず、さりげない文章の中に遊び方のヒント・コツが隠されている構成がお見事ですね。繰り返し読む度に発見があります。追加ルール・データのページ数は少なめですが、どれも遊び方に大きな変化を与えるものばかり。アイテム・再殺武装の一新はニヤけるほどに使いやすくなっておりますよ。2012/12/07
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