内容説明
爆破事故発生の知らせを聞いたとき、東郷敬介警部補の背筋に冷たいものが走った。爆発現場の文化センターで行われているピアノ発表会に、妻と娘が参加していたからだ。急いでかけつけたが、二人はすでに死亡していた。その後、爆発は事故ではなくテロであることが判明。犯人への怒りに燃えた東郷は、上司の命令に抗して、独自の捜査を開始する―。
著者等紹介
砧大蔵[キヌタダイゾウ]
1962年、東京生まれ。日本大学文理学部社会学科卒業後、会社員生活を経て独立。映像製作物の企画、文筆業などさまざまな仕事に携わる
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