内容説明
ミッションの依頼主はタイムパトロール。分岐する時間流の細い枝の先に、ソ連がナチスに完勝し、日本もアメリカに勝利した世界があった。戦後はソ連中心の欧州条約機構と日本が結成した環太平洋連合が対立し、朝鮮半島で軍事衝突を繰り返しているという。このままでは核戦争に発展する恐れがあるのだ。「核の行使を許すな!」との依頼を愚連艦隊の大官寺長官はニンマリ笑って快諾した。旗艦空母陸奥はジェット化改装なり、甲板には最新鋭F/A‐4戦闘機が翼を並べている。大官寺は兵器マニアでもあった。第一波は寺中雪之丞率いる情報艦隊による極東軍港爆撃作戦。大戦果に全員大満足である。陸上ではジューコフ機甲師団が半島を席巻し、追い詰められた日米軍は戦術核攻撃も辞さない様相。そこへ愚連艦隊陸戦隊と国連軍地上部隊の殴り込みだ。半島は上を下への大騒動。大官寺のお土産に平成世界は波乱、混乱、大狂乱。
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
ゲーム・クリエイター、ソフトハウス社長を経て、平成元年に『時航惑星ガデュリン』(角川書店)にて作家デビュー。現在もゲーム製作を行いつつ、主に文明の仮想化(シム・シビライズ)をテーマとした架空戦記・架空時代小説を執筆中。昭和32年生まれ。福岡県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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